本棚
□飛行訓練
2ページ/3ページ
私は落ちていくネビルを必死に追い掛けた。
ガシッ!
やった!捕まえた!!
しかしネビルは予想を超える重さだった←失礼
そのまま名前とネビルは地面に近付いていった。
『(やばい!このままじゃ二人とも死んじゃう!!!)』
私は一か八かで習ってもいない呪文をとなえた。
『ウィンガ-ディアムレビオーサ!!!!!!』
するとあと3メートルで地面につくところだった名前とネビルが空中に浮いた。
そしてゆっくり地面に足をつけた。
その途端に回りで見ていた生徒達が歓声をあげながらこっちに向かって走ってきた。
そして名前の回りは人でいっぱいになった。
「苗字やる〜!!!」
「凄いじゃん!箒上手だったよ!!」
「さっきの呪文なんだったの!?」
口々にそう言われ名前は戸惑いながらも嬉しそうに笑っていた。
その光景を医務室から見ていた武田は安心と嬉しさに口元を緩ませていた。