赤と緑

□そういえば
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バカイトが帰ってしばらくしたらマスターが帰って来た

「ただいまー」

「マスター!今までどこにいたんだよ!」

「やっ…やだな〜眼科に決まってるじゃないか…」

「目を見て話せ…」

大体パチンコの袋見えてんだよ

「つーかそんな事より、きてくれよ!」

「なんだ〜?」

リビングに行くと

「あっ…マスター…」

ニガイトがマスターを見て目をそらす

「ん?アカイト誰だこの子」

「…ビクッ……グスッ…ヒック…」

ニガイトは泣き出した

「マスター!知らねーのか?」

こいつの様子を見ると絶対にマスターはこいつを知ってる

「覚えてないな…」

「グスッ…僕が…悪いから…」

「ニガイト!何したんだ一体」

「僕が歌下手だから…マスターが飽きて…グッ」

「あぁそういえば居たな〜グブッ!!」

気が付いたら俺はマスターを殴ってた

「最低だなマスター!」

「アカイト…!」

「ごめんって」

「謝んならニガイトに謝れ!」

「ごめん…」

「マスター…謝んなくて良いよ…でももう押し入れに入れないで…」

「俺がんな事させねーから安心しろ」

という訳で家族が増えた

次の日

俺はニガイトと仲良くなる為に一緒に出かける事にした、マスターは不慮の怪我にて家に居る

「ちょっと寒いな」

「うん…」

近くのコンビニで肉まんでも買う事に

「ピロリンピロリン♪」

『いらっしゃいませ』

「ん?」

アイスのとこにいる青いのってもしかして

「アカイト…どうしたの…?」

「何でもねーよ、肉まんでも買おうぜ」

「いいよ…」

あの青いのはこの際無視だ大体いま何月だと
という訳で肉まんを買って食べる事に

「熱っ…!」

「熱かったか?」

「ちょっとだけ…」

猫舌か?

「気をつけて食えよ」

「うん」

小さい口でモソモソと食うニガイトを見ていた
肉までたどり着いてねーなとまぁ肉まんも食べ終えて
「よしっ行くか!」

「どこに行く…?」

「んーまぁテキトーにぶらぶらしようぜ」

「うん」

ニガイトってなんか従順だな

そして帰宅

ちなみにニガイトは途中で青汁を見つけて購入

「ただいまー」

「ただいま…」

するとニガイトはマスターの部屋に行き

「マスター…怪我大丈夫…?」

「大丈夫大丈夫、ニガイトは優しいなぁ」

とニガイトの頭を撫でた
俺はなんだか変にムシャクシャした気持ちになった

(なんだこの気持ち…)

とまぁそんなこんなでニガイトとの二日目が過ぎていった

Fin

書き終わりました…何かしっくりこない作品になりましたがどうでしたか?
そろそろ帯人も出そうかと思うんですが、中々タイミングが…まぁそれはそれとして読んでくれてありがとうございましたm(__)m

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