赤と緑

□ア〜イ〜ス〜♪(番外編)
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ない!楽しみにとっておいた…ハーゲンダッツ(バニラ)が…どこにも…

「マスター…」

「ん?どうかした?」

「僕のダッツ知りませんか?」

「ん…あーあれね僕が食べちゃった!」

「はっ?……あのすみませんもう一度言って下さい」

「いやだから僕が食べたって」

マスタァー!!!!!反省の色も見せないマスターに怒りが沸点に到達した

「何で勝手に人のアイスを食べちゃうんですか!!」

「カイト?」

「他のアイスならともかくダッツですよダッツ!!」

「大体マスターは普段からいい加減過ぎるんです!僕とヤった次の日もお仕事休もうとするし!!」

段々、普段の愚痴まででてくる

「マスターが反省するまで僕は帰りませんからね!!」

とお財布を手に外に飛び出した

「待て!カイト!!」

呼び止める声が聞こえるけど僕はそのまま家から離れて行った…

「何処に行こう……」

勢いで飛び出したけど寒い…ちょっとアカイトの所にでもお邪魔しようかな…

『ピンポーン♪』

「誰ですか?」

氷さん(アカイトのマスター)の声だ

「僕ですカイトです」

『ガチャ!』

「おう、カイトかどうした?」

まさかアイスを食べられて家を飛び出したとは言えないから

「いえ、ちょっと通りがかったのですが少し寒くてお邪魔でなければ上がってもよろしいでしょうか?」

「あぁ別にいいぞ上がれ」

「ありがとうございます」

「あいつらは自分たちの部屋にいるから」

「はい」

と僕はアカイト達の居る二階に上がって行った

「アカイトーいる?」
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