青道の愉快な仲間たち!!

□お悩み相談です
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『この時間がやってまいりました。迷える子羊たちを正しい道へと導く時間が!』


「有栖さん。何やってるんですか?」


『こらまだしゃべるな。気を取直して、本日はお三方に来ていただきました。』


父「さ…じゃなかった。長野の父です。」

兄「下町の兄です」

侍「八王子の侍です」


『はいパーソナリティのDAIKIでーす。皆さん腕はいいのできっと解決してくれるでしょう。ではよろしくお願いいたします。』



「「よろしくお願いします。」」









『さて本日もお悩みが来ています。ペンネームまゆゆ推しさんから』



この時四人はある人を思ったが
いいたい気持ちをぐっと堪えた。



『皆さんこんにちは。今すごく悩んでいます。最近スクールアイドルにはまり今までリアルアイドルにつぎ込んでいたお金をスクールアイドルにつぎ込むようになりました…スクールアイドルを愛すべきなのかリアルアイドルを愛すべきなのか教えてください。』




父「あ、ラブライブ!か」
兄「お前が勧めたのか?」
父「あ、はい。」


侍「ならこれは…長野の父だな。」


父「わかりました。」



長野の父はタロットを一枚めくった。


父「えー、成宮さんの正位置。つまりあの人はわがままですよね。なんで二つとも愛しましょう。」



兄「あっさりしてるな…」

侍「あぁ見事にな」


『ざっくりしている』




父「それ以外に何かありますか?」



『えーっと次はっと。』


有栖はコピー用紙を下町の兄に渡した。



兄「あーはい。ペンネーム料理人さんから。皆さんこんにちは。最近好きな人があれを食べたいこれを食べたいとすごいせがんできます。彼はスポーツ選手なのであれもこれも食べさせるわけにはいきません。何かカロリーを抑えつつ満足感が出る料理はありませんか。」




『この人料理人なのに考えられないの?送る場所間違えてるよ!これkurisukitchen行きのだよ!』

侍「有栖。突っ込んだら負けだ。ではこれは俺がやろう。」


八王子の侍は並べられた
タロット一枚めくった。


侍「倉持洋一の逆位置。」


父「倉持先輩の逆位置ですか」


侍「あいつはオムライス、ハンバーグといった子ども向けな料理が好きだ。ならばその逆和食を中心にした大人らしい料理がいいと思うぞ。和食はカロリーが少ないしな。」



『流石八王子の侍。ズバッと切った。』


父「じゃー次は俺が。あ、これで最後みたいですね。」

長野の父はカンペに書かれた最後という字を見て判断した。
因みにカンペは春市くんです。



父「ペンネームシロクマエースさんから。僕は今好きな人がいます。」


『おー恋愛相談だ』


父「その人は皆から好かれていてクラスの中心人物で僕みたいなのが声をかけるには相当な勇気がいります。でもはじめてあったあの日から僕は彼しか目に入りません。」


兄「今…彼っていったか?」
『まさか…いやないない』

父「このままこの恋を諦めるべきか告白するべきかどうすればいいでしょうか…」


『恋愛のスペシャリストがいるからね下町の兄解決して』


兄「分かった。ビシッと決めるからな」


下町の兄は息を吸い込み
ゆっくりと1枚のタロットカードをめくった。




兄「沢村の逆位置…つまり沢村は気持ちでなんでも乗り越えるタイプ逆位置ということは慎重にかつ気持ちは少し抑えて行動でそのシロクマエースさんの好きな人にアピールできる筈です。諦めることはありませんきっとその相手も貴方のことが好きです。」



『下町の兄。シロクマエースさんの好きな人って男だよね』


兄「それでも…好きになったんだから仕方ねーと思いますよ。」



侍「だな。」



『まぁ…シロクマエースさん参考にしてください。はいというわけでお届けしてきましたお悩み相談室。in青道高校本日はありがとうございました』


兄「ありがとうございました」

父「グダグダだったんでもう一回あるときはちゃんとやります」

侍「今日は楽しかった。また呼んでくれ」

『ではまたの機会に!この番組は青道高校野球部の提供でお送りしました。』
























因みに今回のお悩みを送ったのは


まゆゆ推し→多田野樹

料理人→真田俊平


シロクマエース→降谷暁


ゲストの占い師
長野の父→沢村栄純

下町の兄→御幸一也

八王子の侍→結城哲也


パーソナリティ
DAIKI→有栖


でした。




end

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