青道の愉快な仲間たち!!
□成宮 再び
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御「いい加減にしろよ。鳴」
成「俺は帰らない!!」
『成宮くん、真面目に樹くん呼ぶよ?』
成「呼べるものなら呼んでみなよ。」
『はぁー、』
有栖はスマホ出すとどこかに電話した。
『そう言うことなので…よろしく。』
倉「呼んだな。」
沢「誰をっすか?」
降「なまはげ?」
御「違うぜ。多田野 樹を…」
―30分後―
ガチャッ
多「鳴さん!!帰りますよ。」
成「!?マジできた…」
『これで解放される。』
多「大体鳴さん、青道に行ってくるって言ってサボるのやめてください!!そんなに俺に受けてもらうのが嫌なんですか?」
成「そういうことじゃないの!!稲実は女子マネいないじゃん!!癒しがほしかったの!!」
多「それがエースのいうことなんですか!?」
成「俺だって高校球児であると同時に男なの!!」
多「それどういう意味ですか!!」
成「それは…あれだよ。女の子でエネルギーをチャージしたいんだもん」
多「だったら彼女作ってください。」
成「忙しいから無理。」
多「だったら我慢してください!!鳴さんは稲城のエースなんですから…サボらないでください帰りますよ。」
成「だから、帰らないと」
多「まだ言うんですか、監督に怒られたいんですか?」
成「……それは嫌だ。樹ゴメン帰る。」
多「はぁー、本当にご迷惑をお掛けしました。」
多田野は頭を下げた。
御「いや…あんな鳴と言い争う人初めて見たから…鳴を頼むよ。」
多「はい。有栖さん電話ありがとうございました。」
『いいのよ。早くいかないと成宮くんまた拗ねるよ。』
多「そうですね。本当にご迷惑をお掛けしました。」
多田野と成宮は帰っていった。
御「本当に嵐だったな。」
倉「あの多田野ってやつスゲーな。」
沢「同学年とは思えない。」
降「コクコク」
春「成宮さんと組んでいるだけのことはあるね。」
多田野と成宮のやり取りに感心する面々なのでした。
END
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