青道の愉快な仲間たち!!

□ドッキリサプライズ(ry
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結「なんか分からないが有栖がうまいこと御幸を連れ出したらしい。」


純「まずケーキをだな」


倉「おい…成宮どこ行きやがった」



成宮は探しに来ていた樹に見つかり捕まり
稲城へと連れ返されたのであった。



倉「なるほど…」


さて気を取直して
御幸をお祝いするために
ケーキを買いに行く組
飾り付け組
飾り付けを買いに行く組に別れた。


寮の方で順調に進む
一方で



『こちら御幸をまんまと連れ出した 有栖です』


御「あの…先輩?」


『はい!?何かな!』


御「俺、買うもの買ったんで」
『待て!待つんだ御幸一也!あれだあの…スポーツショップ行かないか!?』


時間稼ぎへと走る有栖。



御「先輩…やっぱりなんか…あれ、沢村?」


御幸が見る先には飾りをたくさん抱えた
沢村・降谷・春市がいた。



『!?(あの三人!どうしよう)』


沢「!おい御幸先輩がいる」

降「本当だ…」


春「えっと…」

春市が近くを見るとロードがあった


春「栄純くんこれ被って乗って!降谷くんはコレ」


沢「え?春…」



『新しいロードないかな!ねぇ御幸くん』


御「え、ロードですか?」


沢「わーこのロード乗りやすい!(裏声)」

春「はいそうでしょ?今ならこれにもう一代おつけします!カップルでどうですか?」


沢「お…うん私これ欲しい(裏声)」


降「仕方ない俺が買おう!」



御「なんだロードを買いに来たバカップルか」


「『(ホッ)』」



有栖は早く帰るように3人に口ぱくで伝え
帰らせた。




















LINEを確認すると
もう大丈夫ときていた。















御「あれ…なんか暗すぎませんか?」


『そうかな?ほれはよ入りなさい!』


御幸を促した。


御幸が扉を開けると同時に


パーン!パーン!


御「!?」



「『御幸(先輩)おめでとう(ございます)!!』」




沢「御幸先輩!ケーキのろうそくの火消してください!」


御幸にケーキを近づける
沢村と倉持。



御「仕方ねーな(笑)」



フー



火を消した瞬間
二人が笑った。


グシャ



沢「御幸先輩似合いますねwww」

倉「ヒャッハ♪御幸うまいか?www」


御「お前ら…」


純「倉持、沢村!もったいない事するんじゃねーよ!!俺にも食わせろ」


結「純…あくまで主役は御…」


グシャ


結城の顔にクリームが飛んだ。



結「……」


ゴォオオ

変なオーラが出ていた。


純「誰だ!飛ばした奴は」


『純がやったんじゃん』

わいわい騒ぐ
みんなを見ながら御幸は思った。




御「(こんな大勢で祝われるのもいいもんだな。いつも一人だったしな。)」



『御幸!写真撮るからこっちきなよ』


御「はい。今いきます」






こうして

御幸のサプライズ誕生日は無事成功したのであった。







成「この写メ 一也の目もと赤いね。嬉しすぎて泣いたとか?」


御「ハッハッハ。そうか?」


泣いたのは本当だけどな


END







一週間後




『ねぇ…このロード』

部室には野球部にはないはずのロードが置いてあった。


沢「降谷、お前マジで買っていたのか」


降「部費で何とかなった」



「『いや部費で買うな!誰が乗るのよ(んだよ)』」




おしまい
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