青道の愉快な仲間たち!!

□ロード
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『あ、御幸くん。お疲れ様』

御「有栖さんお疲れ様です。さっきひとっぱしりしてたら総北の人達に会いましたよ?」


哲「また、走っていたのか…」

純「あ、御幸。沢村見なかったか?」


御「え?沢村ですか。多分いつもの3人で走っているかと…」


御幸もサイクルジャージに腕を通した。


『御幸似合うねサイクルジャージ。あんた何に乗るの?』

御「え、クォーターですけど。」


『へークォーターか。』


ガラガラ


鳴「一也いる?」


また当然のように入ってきた成宮。


『ゲッまた来た。しかも成宮くんそれ箱学ジャナイ』


鳴「あ、気づきましたか?そうなんですよ!箱学ジャージ貰いました。」


こいつもか…たまたま稲実に着ておいていったんだろうな。原田くんあたり福富くんと仲良さそうだし。

『以上私が心の中で思っていることなので皆には聞こえていない。』


哲「なんか言っていたような気がするのだが…」

鳴「あ、そうそう!今年は負けないからね。この稲実のエース様がいる限りはね」

御「へー。随分自信があるなー。まぁこっちはエースが…」

ガラガラ


沢「アップ終わりました!」

春「お疲れ様です」

降「疲れた…ドリンク…」



純「お前ら…競争してたろ!ったく練習前に何やってんだよ。」


御「まぁ…頼もしい1年が3人いるわけだから。負ける気はしないな。」


『もう…なんかツッコむの途中から忘れてたわ。本当にインハイ目指す気だよ。』


沢「そーいえばさっき箱学の人が有栖先輩のこと探してましたよ?」


『え?箱学が?』


純「有栖。箱学に知り合いでもいるのか?」


『いや…知り合いはいないはずだけど』

♪ラブリーチャンスぺたんこちゃん

『あ、私だわ。』




「「(ラブヒメ…)」」



『はいはい。 東「やっと出た。有栖お前に頼んでおいたフレーム届いたのか?」あ、東堂くん。 東「あ、東堂くん。ではないぞ!あ、いや東堂だが。今からそちらに行くからな。荒北、隼人いくぞ。ではな」あ、きれてる…フレームって…あぁあれか』














その後東堂、新開、荒北の三人がやってきて
フレームを取り付けて
箱根に帰っていった。



『あのさ…本気でインハイ目指すの!?』


哲「あぁ…俺たちは絶対に諦めない。」


『いや…金城くんみたいに言われても。』


純「テッペンとるぜ!!」


鳴「一也忘れんなよ去年の決着つけるからな」


御「あぁ。」


『去年もでてたの!?甲子園は?』



こうして
青道高校自転車競技部

稲代実業自転車競技部

無事にインハイに出場した。


『もう…何が何だか…お前ら野球やれよ。ん?タイトルコール?』


弱虫エース



『この前のやつまだ続いてたのかよ!!真田、成宮ちょっと来い!』






まぁなんだかんだで
青道高校自転車競技部が優勝という形で終わったのであった。

END
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