青道の愉快な仲間たち!!

□部室検査だよ
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『なんかすごい量の雑誌入ってるけど…』


ダンボールを開けると昔の
野球雑誌やらスコアブックなんかが出てきた。



結「む、なんだこの雑誌は…」


ガサガサ


結「…。」


結城の手には見るからにアレな雑誌が握られていた。


『…まぁ見た目はあれでも中身はセーフとかあるから!』


中身を確認することにした。


ペラ ペラ


『なんか際どい…』


伊「まだあるぞ…」


伊佐敷が持ってきたダンボールにはたくさんの
グラビア雑誌が入っていた。



結「いかがわしくないなら」


『いやここらの全部いかがわしいから!』



伊「よしこれはいけるだろ」



『アウトすぎる!なんかボーンって!』


雑誌を見ているうちに大丈夫なやつがどれなのか分からなくってきた。

と同時にあたふたしてきた。


結「やってないなら」


『駄目だよ。』

伊「当時の先輩はこんなことになるなんて知らなくておいていったんだろうな…」


『だいぶマニアックなもの多いけど…ん?』


有栖がダンボールを漁っていると明らかに新しい雑誌が紛れていた。



『ねぇ…これ誰のエロ本よ』


結「今夜は熱いお注射を…先生と真夜中の課外授業…」


伊「俺じゃねーからな」


『なんで否定するのよ怪しい…』


結「あぁ…純のか」


伊「こんなん見ねーよ!もっとこう…」


『まぁ…純の部屋片っ端から見たとき少女マンガしかなかったからって見んのか!!』


結「となると…誰のだ?」


伊「あまり考えたくねーが亮介かクリスかはたまた…御幸か」


『御幸だな。見てみなよ』


雑誌の裏を見せる有栖。
ご丁寧に御幸と書いてあった。


伊「馬鹿かあいつは」

結「馬鹿だな…」



しかしその後もたくさん出てきて
3人は大混乱していた。

その時―


「野球部〜部室検査入るよ」


「『!?』 」



生徒会が現れた



結「明日ではないのか…」

伊「有栖!!どーすんだこのエロ本!!」


そこにはまだ片付けていないアレが山積みになっていた。



『生徒会さん明日って言ってたよね』


「野球部ならいつ行っても大丈夫そうだから今日来た。」





なんてこった。






「なんか楽しそうだね。その後ろの雑誌はエロ本かな?あとさっきから見てたんだけど…エロ本所持だから1週間部活停止といいたいけど3人だけ停止」




「『えぇー!?』」















御「えー今日から1週間哲さん、純さん、有栖さんの三人だけ部活停止だそうです。あと俺のエロ本知らね?」



沢「知りませんよ…」

倉「知るか。生徒会に燃やされたんじゃねーのか」






1週間部活停止になった3人は
歴代の先輩達を恨んでいたのでした。


end
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