異恋遊戯小説〜修恋〜
□〜葛藤〜
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(まだ腰が痛ぇ…)
登校中にも構わず、俺は痛みが走る腰を擦る
ー擦ったところで痛みがなくなるわけでもないのにな…ー
あのバカ!! いきなり突っ込んできやがって!!
男の女の構造は違ってても、慣らすことくらい知ってんだろ!!
帰ったら耳にタコが出来る程言ってやる!!
…いや、ちょっと待て
言うって"何を"?
何を言うつもりなんだ俺は?
男とのやり方?
それとも、なぜ俺にあんな事をしたのかを?
確かあの後、ヤスが何か言ってた気がするけど意識が朦朧としてたからよく覚えていない
けど、それを聞いてどうする…
ただ単に気の迷いだったかもしれないし
近くにいた俺を練習台にしたかもしれない…
…そうなると、誰か抱きたい奴がいるって事だよな?
俺以外の“男”…
「タケ、おっはよ〜!
「…っ!