utapuri
□何よりも綺麗な貴方の涙
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ぽたぽた
綺麗な、
綺麗な涙を流す
僕の愛おしい人。
「な、んでっ…」
「ふふ、音也君たちが悪いんですよ？汚れてない翔ちゃんに汚い手で触れたから。僕以外が翔ちゃんに触るなんて」
笑顔で僕は翔ちゃんに近付く。
右手には血が付いた刃物。
「ひっ！」
顔が強ばる翔ちゃん。
何でだろう？笑顔で近づいてるのに。
「あぁ、この刃物が怖いんですね？でも安心して、翔ちゃん。翔ちゃんを傷つけることなんてしないよ？安心出来ない？なら置くから。」
ぼと
「…おと、や……」
「翔ちゃん？なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
他の奴の名前を呼ぶの？翔ちゃんには僕以外必要ないでしょう？僕以外の存在はなくていいでしょう？僕の他には何もいらないでしょう？僕は翔ちゃん以外いらないのに。ねぇ、なんで
僕以外の奴らの事を、考えないでよ」