utapuri

□好きなんです。
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世の中不公平だと思う。
私の好きな人は
この学園のどの女子よりも可愛い可愛い外見の男の子。
くりくり水色の瞳に
さらさらな金髪
透き通るような白い肌
ピンクの唇
おしゃれで
愛らしい。


笑顔だって、彼が笑うとみんなつられて笑うほどの威力があって。
人気者で。
そんな愛らしい外見とは裏腹に男らしくて面倒見がいい性格。


そんな彼の横にいつもいるのは






超イケメンの四ノ宮那月さん。
ふわふわしたミルクティー色の髪に
澄んだ翠の瞳
高い鼻
背が高くて、格好いい。
そんな見かけとは裏腹にすごくふわふわした性格で
可愛いものが大好き。来栖に恋をしているみたいで。



私の好きな来栖くん、
来栖翔くんは四ノ宮那月くんにすごく溺愛されてる。

羨ましいんだ、四ノ宮さんが。
あんなにべたべたできて。
あんなに話せて。
あんなに側にいれて。



今日も来栖くんはカッコ可愛くて。
キラキラしてる。


四ノ宮さんに抱きつかれて嫌そうにしているけれど、どこか嬉しそうで。四ノ宮さんに恋しているのだろう。





(いいなぁ、四ノ宮さん、来栖くんと両想い。)






好きなんです。
(わたしも貴方に愛されたかった。)

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