白と椿
□ワタシノナマエ
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それから次の任務、集合に遅れるカカシを見越して一時間遅れてみたが、
まだ到着してないようで、仏頂面のサスケとライバル心むき出しのナルトの間にサクラが挟まれて冷や汗を流しながら私に向かってなんで遅れたんだと怒る
それから数十分してやっとカカシさんが現れると「今日は道にまよってなー^^」と鳥居の上から挨拶をする、そしてお決まりのようにナルトとサクラが
「「うぉい!!」」と景気よく突っ込んだ
今日の任務、はじめは庭の雑草抜き
カカシさんが木の上で本を読んでる。アスマさんが言ってた、あれはエロ本、アソコカタシだから一人で悶々としてるんだって
「サクラー、これ雑草かな?」
「これ、ハーブだと思う、抜いちゃだめよ?」
「はぁーい」
その横でガンガンナルトが草を引っこ抜いて一面更地にしたけど、8割はハーブだったみたい
ナルトは殴られた。
その次は川でゴミ拾い、心ない人が居るもんだ。
カカシさんは木にもたれ、桃色文書を読みふけっている
アンコさんが言ってた、あいつはハレンチな奴だから仲良くしちゃだめよって
私の幼少期からのカカシさん嫌いってここから刷り込まれてるのかも、
雪菜 13歳、今になって気づく
余所見をしていると
ナルトは川に流された。
サスケに引きずられてびしょびしょになったナルトを見てサクラと二人で指をさして笑った
「二人とも酷いってばよー・・・」
今日ラストの任務
わんちゃんの散歩
各々好きな子を選んで散歩させてあげるだけだったんだけど、ナルトはサスケに負けまいと一番おっきい土佐犬を指名した
ずるずると引きずられるナルトを他所に
「わんこ超もふもふ・・・究極の選択すぎる・・・」
我慢しきれず私は三匹の犬を同時に散歩した。別に皆良い子達だったけど?
ナルトは何故か地雷原の中に突っ込んで爆破されてた。
「無茶するからよー」
「ったく・・・世話の焼けるやつだなー」
私はサスケのものすごいドヤ顔を見た、もうなんかすっごい勝ち誇った顔。
「一生懸命なのよね」
サスケに噛み付こうとするナルトをサクラが抑えると、カカシは不安そうな顔をした
波の国以来、男の子二人は険悪な空気。
カカシの今日は任務しゅーりょーの合図で
ナルトがサクラを修行に誘い、サクラが跳ね除けサスケを誘うと
サスケはサクラをナルト以下だと言い放った。
(きっついなぁー)
「じゃー私はこれにてー」
「あっ、雪菜まっ・・」
サスケが雪菜を引きとめようとする前に、雪菜はどろんとその場を後にした
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