白と椿
□ワタシノナマエ
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「てなわけで、中忍試験で潜入捜査するから」
「りょーかい」
キッチンに立つ雪菜に小菊がカウンターから今回の任務の話をした
「その音の忍を門で見たけど、やはり見たことの無い忍だった」
「大蛇丸の手のものだと?」
「あいつらが何を考えてるかは知らないけど、霞の居場所位ならつかめるハズ」
「分かってる、協力はする。またいつ呪印が消えるか分かんないけどね」
「ありがと」
雪菜がかぼちゃ入りのシチューをお皿に移すと、玄関の方でただいまという二つの声が聞こえた
「いいにおいすんなー」
「おかえりゲンマ、ちょうどご飯できてるよ」
テーブルに四人分のお皿を並べると、ゲンマが雪菜の頭を撫で、ただいまを言うと
その横でライドウと小菊が抱きしめあって、小菊がライドウの頬にキスをした
「ったく、おあついこってー」
(大人の世界だ)
ゲンマは眉を上にあげ、やれやれといった顔をすると、雪菜の目を手でふさいだ
「おい、俺の目に毒だ、イチャイチャすんのやめろ」
「おっおい、小菊/////」
ライドウは小菊の大胆さに圧倒されっぱなしなんだろう。耳が赤い
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