白と椿
□プロローグ
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「ゲンマさん!もうその子は無理です!これ以上連れてっても・・・!」
「うるせぇぞコテツ!まだ息はあるんだ、お前だけでも先に行け!」
「そんな事言っても・・・!」
ゲンマの腕の中には、マントに包まれた5才ほどの女の子が居た
「お前を迎えに来た兄貴とかじゃねぇよな…」
後ろの方で傷を負いながらもしつこく追っ手が迫る
「よほどこの子が大事らしいな、早く火影様達と合流しよう」
「わかってますよ!」
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