12/31の日記

04:04
ボツ白シュウ
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「昨日彼氏がヤろうヤろうってうるさくってさー」
「まじでー?超発情してんじゃんー」

ぎゃーぎゃーと二人の女子が喋っている。
正確には僕も含めて三人なのだが、この手の話題にはどうもついていけない。
特定の友達がいるわけではなく、近くの席の子と適当に話す。
いつもそんな日々が過ぎていた。

高校一年の春、僕は学校をあまり楽しめていなかった。
まだ学校が始まって間もないが、クラスではグループと言うものが出来てきていた。

「ねぇ黒神さん聞いてる?」
「あ、ごめんごめん。
 聞いてるよ」

人と話しているとついぼんやりしてしまう。
こんなんではすぐに友達もいなくなってしまう気がする。

「ねーねー、黒神さんは彼氏とかいないのー?」
「彼氏?そんなーいないよー」
「黒神さん可愛いのにもったいないー」

可愛い、自分はよく笑う性格だ。
常に笑っている。
笑っていないと自分が保てないような気がするのだ。
そうやって八方美人をしているせいか、回りからは「こいつは根っこから性格が良い」と思われているらしい。
僕としては嬉しいが、それで男から好かれるのは嫌だった。

「こないだ誰かが『黒神って可愛いよな』って言ってたよー」
「そんなー聞き間違いだよー」
「黒神さんは謙虚だねー」



やっぱり文章書くのって、難しいですね……汗



☆コメント☆
[恵梨] 01-01 10:15 削除
続きは…!?
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[マカオ☆マギカ] 01-02 22:11 削除
つづきが読みたいです

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