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□闇と旅立ち
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ビューッ!
ゴロゴロッ!
ガタガタガタガタッ!
「もーうっさいなぁ…
…ってえぇっ!?嵐!?
イカダが壊れちゃうっ!」
叫びながら家を出た。
「3人の船だ…ここに来てる
間違いない。」
風は吹き、雨は弱まることを
知らず、雷はどんどん落ちる。
ゴロゴロガッシャーン!
「きゃぁっ!!こんなんじゃ
みんなを探すことも
できないよぉ…」
雷が大の苦手なあたしには
その場に座り込むことしか
できなかった。
リク「朱音!無事か?」
座り込んでいるあたしの元に
リクが走って来た。
「リクっ!怖かったぁ…」
安心したからかリクに
抱き着いてしまった。
リク「お、おいっ//大丈夫か?」
「ソラとカイリわぁ?」
リク「カイリは無事だ。」
ソラ「リク!朱音っ!…って
なんで抱き着いてんだよっ//」
「あれれ〜もしかしてソラくん
ヤキモチですかぁ〜?(ニヤ)」
ソラ「ち、ちげぇよっ!」