小説

□夫婦の日
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…それから時は経ち、
ついに今日は2月2日……


俺が考えた『夫婦の日』だ。



今の時間、神楽は定春の散歩に行っており万事屋には俺と新八の2人きり。


きっとチャンスは今しかないだろう。



…っつーことで、



「しーんぱちっ」


「わっ、ちょ、ちょっと銀さんっ!いきなり抱き付かないでくださいよっ
びっくりするじゃないですか!!」

「いーだろ、別に。
今日は『夫婦の日』なんだからっ。」

「…っ!!!な、なんですか、それ?」

「俺が決めたのっ!
2月2日は夫婦の日なんだよッ!!」

「やめてくださいよっ
恥ずかしい・・///」

「まぁまぁ、
いいじゃん今日ぐらい」


ちゅっ。


っと抱き付いた新八の首筋に1つキスを落とした。



「…っ///もーしょうがない人ですねっ
今日だけ、ですよ?」
「りょーかいっ」



あれ?この子、夫婦の日っつーのに何とも思わないのかね!?
ま、俺には好都合なんだけど…

「銀さんっ!」
「ん?」
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