後悔する前の、今だから


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後悔する前の、今だから
仁良粂子は先日高校に入学したばかりだった。

「ね、人ってさ。どうして生きてるんだと思う?」
粂子の友人となった向江佳代は花舞う高校生活とは無縁の疑問を口にする。
遊びのつもりで完成させた殺人計画、実行しようなんて毛頭思っていなかったのに。
粂子は学校の裏掲示板で何者かが自分達の立てた計画を模倣し、誰かを殺そうとしていると知る。
追い詰められた粂子が頼ったのは、学校で拡声器片手に広報活動をしている『私立探偵、三日月閏』。
誰が誰を殺そうとしているのか、全くの手探り状態の難事件を、三日月閏が解き明かす。



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