黒子のバスケ

□目は口ほどにって本当らしい
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「目は口ほどに物を言うって本当なんだな」





「どうしたんですか、突然?」





「いや・・・
黒子って、案外この日本語に合ってるよなって思って」





「?」









いきなりの、俺の言葉にクエスチョンマークを浮かべる黒子を他所に


俺は身長差のある黒子の瞳を覗き込むように見つめた





特徴的な瞳は


日本人とは違った色で、独特の瞳をしているが

その輝きは綺麗なもので




珍しいとも思えたが・・・





それ以上に気になったのが


黒子の目だ





なにを考えているのか分からないくせに


なにかを伝える時のこいつの目は

絶対に反らせない、目力が存在する





嫌がったり、嬉しそうだったり・・・

感情をそのまま出したような目には


黒子自身が映されたような感覚にもなる








「火神くん、凄く・・・恥ずかしいんですが」





「もうちょい」





「いえ、あの・・・」









段々と声が小さくなり



瞳の色が変わったようにも見えるそこには



黒子が照れていると分かる目があり

頬も赤く変わっているのに気がついた








「んだよ、そこまで照れんなって」





「では、君には耐えられるんですか?
じっと自分の目を見られるに」





「んなの、できるに決まってんだろ?」





「じゃあ、少し屈んで下さい」







言われた通り

黒子と同じ目線にまで屈んでやると




若干、怒った表情を見せ

俺の瞳を覗き込んできた








「・・・」





「・・・・・」





「ぇ、あのっ・・・火神くんっ」









じっと見られていると無性に抱きしめたくなり



黒子の身体を引き寄せ

自分の腕の中に引き寄せていた








「え、あ・・・悪ぃ!!!」



「い、いえ」








自分でも無意識の行動だったため


恥ずかしさから直ぐに離れたものの

この火照りは収まらず




俺は言い訳を考えるのに必死で


黙ったまま、下を向いた黒子と






気まずい時間だけが流れていった・・・








―目は口ほどにって本当らしい―








(火神くんって、やっぱり外国育ちなんですね)





(あ”?)





(ああ言うスキンシップ、慣れているようでしたから)





(いや、アレはだな、)





(((黒子ーっ!!!)))





(あ、呼ばれているようなので行って来ます)





(お、おうっ)








いつもはしねぇのに


なんか、身体が勝手に動いちまったんだ・・・




なんでやったかは、分かんねぇけど









――――

――









火+黒にも満たない



火+++黒www





誰か・・・私に、文章力下さい



真剣に<●><●>カッ








 

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