桜の世界

□残る思い
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俺は、愛する人、愛する子供がいた・・・

俺が【新選組】の頃。預かっていた、そしてその頃探してした人の娘だった、名前は

雪村千鶴。

俺はこいつが好きだった・・・いや好きなんだ。

ずっと変わらない思い、俺は戦いの最中に千鶴に俺の思いを伝えた・・・

だが、俺は自分の命が欲しいために・・・・【新撰組】となった・・・・否、

【羅刹】だ。【羅刹】になるときは理性を失いかけたこともあった。

それを助けてくれたのが千鶴・・・・お前だ・・・

【羅刹】になるとその分命を無くすんだ。

だから俺は長命は望まない・・・ただ千鶴といたいだけ・・・最後の一瞬までお前といたいんだ・・・

これが俺の願いだった。

そして、死ぬ前にお前に言った

『次に生まれ変わってもお前を見つけ出す・・・』

くさい台詞だけど本当に愛していたんだ・・・

何時お前に会えるか・・・

会ったら俺はお前にまた恋をして、

楽しく過ごしたいな・・・





〜END〜
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