桜の世界

□生きた証
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俺は沢山迷って迷子になって

出した結論が間違ってて…

皆に迷惑をかけても尚、俺とずっと馬鹿騒ぎして、土方さんに怒られて笑って


とても楽しかった




千鶴今行くな、俺お前の分まで生きれたか?




“平助君”

千鶴!

上に上がる途中で再会した俺たち

はは、死んでも尚俺は千鶴に心配されてたのか…

“一緒に行こう!迎えに来たよ”

笑顔で手を差し伸べる千鶴に俺は手を重ねる



皆居る、かつての俺の大切な仲間達

皆バラバラになっちまっても、また会える喜びがある




手を繋いで、迷わないように



弱い二人寄り添えば強くなれるはず



俺が結ばれてから少しした時俺が言った言葉



“千鶴の笑顔が俺の帰る場所だ”

“私も、平助君の笑顔があるから笑顔でいられるんだよ?”

どんな形でも良い
俺たちがまた次生まれ変わったら結ばれて欲しい



俺は千鶴と皆がいるとこに仲間入りをして

新しい世界に行く前俺は沢山沢山、楽しい思い出を作った


どうか、この楽しい時間の思い出があるキオクが消えないように


俺は願った



それは、俺が生きた証になるから

そして、俺の魂は転生した…



暗い世界に飛ばされ何度も祈った








(俺が生きた証がどうかありますように。皆との思い出や過ごした時間が無駄ではないように)


藤堂平助として生きた証が有りますように


俺は生まれ変わった

暗かった世界が光に包まれた



そして、また一つ新しい命が生まれた








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