小説集*土北*
□捧げモノ小説vVDearめいり☆さん
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今日は*pnish*はナイパニのロケ
栄基はこの日のロケ終了後に土屋の家にいくことにした
まずは、それを伝えるために電話をする
プルルプルル…
その電話で起きた土屋は電話の表示を見るとすぐに受話器を取る
「栄基?」
「あ。うん。tuti、寝てた?ごめんね?こんな朝早くに。」
土屋の声が寝起きの声だったので栄基は一応謝っておいた
「いや…そろそろ起きないといけない時間だったし。…朝から栄基の声聞けて嬉
しい。」
「えっ…?もぅ…tuti、寝ぼけてるでしょ…」
予想外の嬉しい答が聞けた栄基は相手に見えないのをいいことに携帯を持ったま
ま部屋のすみっこで縮こまって、頬を桃色に染めていた
「寝ぼけてなんかないよ。…で?用件何だったの?」
「あ…あのさ、今日、tutiのロケ終わってから家行ってもいい?」
「もちろん。じゃあ、ロケ終わったら電話する。」
「うんっ。待ってる♪」
その言葉があまりにも可愛くて土屋が悶えていたなど知らずに栄基は部屋で他人
が見たら怪しく思うほどにこにこしながら電話していた
「じゃあまたあとで。」
「うん♪ロケ、頑張ってね☆」
「ん。大好きだよ、栄基。」
「僕も、大好きっ。」
それに、土屋は「ん。」と答えると電話を切る
栄基が来るとわかった瞬間、土屋の気分はものすごく晴れ渡った
そして、少ししてから*pnish*のメンバーと落ち合ってロケへと向かう