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□Y
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次の日、俺が荷物を纏めていると鬼道クンが来た
佐久間たちは?と聞くとちょっと用事があって後から来るらしい





「日曜日、出れそうか?」
「ハーフならな」
「そうか」
「…」
「…」
「なぁ鬼道クン」
「なんだ?」
「あいつらのキャプテンなんだな、俺は」
「ああ…お前はあいつらのキャプテンだ」




鬼道クンと目と目(目とゴーグル)で会話していると佐久間と源田が走ってきた
お前らここ病院なのわかってんの?





「悪い遅くなって」
「いや、いい
それより廊下は…」
「悪い悪い
不動、日曜日出れそうか?」
「ハーフならな」
「そっか…良かったな!」
「そうそう昨日言ってたあいつ、日曜日来れることになったんだ」
「へぇ…良かったな
そいやそいつなんて名前なんだ?」
「天満朔宵」
俺はその名前を聞いて驚いたがニヤリとした





世の中広いようで狭いねぇ







朔宵チャンの驚いた顔を想像してみる








日曜日が楽しみだ
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