12/09の日記

13:35
反逆者(涼宮ハルヒの憂鬱×CROSS)
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《キョン君、君を迎えに来たんだよ》
突如、俺とハルヒのクラスに転校してきた女子・倉崎朝風は俺を呼び出してそう言い放ちやがりました。

《おめでとう、君は超能力者に覚醒した。晴れて私たちの同胞》

「超能力?超能力ってあれか?古泉の仲間か?」

《違うよ。あれは超能力であってそれしかない、他の言語で表現出来ないからそう呼ばれているだけの"力"。私たちの超能力はESPって言えば理解も早いかな?》

「ESP……?なんで、そんなのが」

《君も、私も超能力者なんだよ。気付いてる?今ここで、私は一言も声を出していないことを。なのに意思の疎通が出来ている。それは私が考えていることを君が聞いて、勝手に答えてるだけ。この目が証拠だね》

そう言われて、倉崎は鏡を出した。
俺の目は――黒だったはずだ。
日本人として寸分の狂いもない、通常の黒。
それが、まるで爬虫類のように黄色に光っていた。
そして、確かに倉崎は喋っていない……

信じられないが、自分自身の異常を見て信じられないはずがなかった。

《信じるのね?》

《――あぁ》

頭で考えて倉崎に目を向ければ伝わったらしく、ニコリと笑った。

「さっきも言ったけど、私は君を迎えに来た。君は一刻も早くここから離れなければならないの」

「は?」

「涼宮ハルヒは――近い未来、君の力を拒絶する。私はそれを防ぐために来た」

「私達はESPを持つと同時に」

「彼女の世界造り性質において、反映されることのない人類」

「君は、私達は、彼女が世界の再構築を望んでもそれに準じることは絶対にできない」

「超能力者は、涼宮ハルヒの世界における反逆者なのよ」

「君が拒絶されて、君自身が壊される前に―――」

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パッと思い付いたネタなので収拾つかないことになった。

―補足―
キョン嫌われフラグかもしれない
超能力最強伝説
たとえハルヒの希望で世界が消えても、超能力者は生き残れるぜ、みたいな
涼宮ハルヒの方を立てるなら、キョンは朝風の誘いは断る。
CROSSを立てるなら、キョンは何も言わずにSOS団から姿を消す。

うー……連載書かなきゃ

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