10/03の日記

11:55
男としての女装と女装子
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女装大好き日本人ですが、古くから「三人吉三」「雪之丞変化」「弁天小僧菊之介」などなど、歌舞伎、映画、演劇、文学、あらゆるカルチャーの中に女装男子は存在します。

それに通じて、どこか女らしい艶を持つ男が美男子だとされますが、重要なのは、女装とはいえ『あくまでも男』である事です。

歌舞伎の女形なんて、本当に美しいですよ!でもよく見ればちゃんと男性です。

菊之介にしろ(彼はやんちゃな少年ですが)、女装したら誰もがその可憐な少女に息を飲みますが、彼はそんな姿をしていても、気の強い仕草を覗かせる少年そのものなのです。

そんなギャップこそが、美男子を引き立て、艶やかに、美しく魅せる女装というひとつのアイテム。


そこで、私が疑問に感じるのが『女装子』。

彼らのベクトルはどこにあるのでしょうか(゜゜)?

世の女装子のゴールは「女の子になりきる事」なんだと思います。
女装子の中の男女の割合が、女の方が大きければ大きいほど、女装子としての完成度が高いということです。

度合いが違えど、これを突き詰めていくと辿り着くのはNH。
NHと女装子は同じベクトルの上に並んでいるものなのでしょう。

男要素を消していき、女として楽しみ、喜びにする女装は、美男子を引き立てる女装とは全くの別物です。

これはふたなりの世界であって、男子ではなくなってしまいます(;_;)

もちろんNHではないし、「あくまでも男である」最後の砦を残してはいますが、彼らの目的としてその男要素があまりにも小さすぎるし、目指す方向が違います。

女装子のベクトルは女の方を向き、美男子の女装はあくまでも男に向いています。

わたくし(腐女子ではありませぬが)、BLや少年愛の世界には惹かれますが、ふたなりには萌えません(┳◇┳)

二次元の女装子なんか特に男要素低いですからね!無いも同然だったりしますよね。
むー!むらむらきません!

美しく女装をキメたあとは、男としての本性を見せて欲しいものですね(*´`*)

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