イナズマイレブン。

□幸福箱=不幸箱。
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風「よっ吹雪」

吹「風丸くん。あれ、正哉ちゃん一緒じゃないの?珍しい…」

風「あぁ…なんかさ「面白い遊び思い付いたぜひゃっほい」とかなんとかで別行動中」

吹「面白い遊び?何それ」

風「さぁな。今回は俺も知らないんだ…。あいつのことだから何しでかすか」

吹「とばっちり食らわないように気を付けないとね」

風「いや俺とお前は大丈夫だ」キッパリ

吹「え、なにその自信」

風「それはだな―――」

「いっちっろっうったぁ〜」

吹「…風丸くん、正哉ちゃんがスキップでこっちに来てるんだけど」

風「あぁ…何か起こるぞ今日は」

「やほやほろーたくん」

風「やほ。……なぁ正哉、その大きな弁当箱はなんだ」

「しろーくんもやほやほ」

吹「やほやほ、正哉ちゃん」

風「人の話を聞きなさいこら」

「えーこれか?開けてビックリ!!幸福箱^^」

風丸「ネーミングとお前の笑顔が果てしなくミスマッチだぜ」

「そんなことないぞあははー」

風「そのあからさまな棒読みから、弁当箱にはとんでもない物が入っていると察知」

「そんなことないってはははー(棒読み」

吹「中なに入ってるの?」

「…見てみるか?」ニヤリ

風吹『…お、おう/う、うん』

「ん、自分で開けて」スッ

風吹『……ゴクリッ』


パカッ


G「カサカサ」

風「…」

吹「…」

「…」

G「カサカサ」

風「…」

吹「…」

「…^^」ニコッ





風吹『ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

風「ゴッゴキ、ゴキブッ…ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

吹「ゴッゴキ●リヤダよおおおおおおおおおおおお!!!!!!助けてアチュヤああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

「ちょっお前ら…それ、」



――おもちゃだぞ。



風「………………は、」

「そんなに驚いてくれると、私も仕掛けたかいがあったなあっはっは!!」

風「……」

「それにしても驚く一朗太と士郎可愛すぎ―――ってどうした一朗太?」

風「……」ゴゴゴ

「む、なんだか一朗太からどす黒いオーラが…ここは退さ…」

風「正哉」

「…なっ、なーに一朗太あー…」ビクッ

風「もう…………………絶交な」

「…ッヤダヤダああ!!一人はヤダよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」







「さてさて……今度は鬼道にこの弁当箱を渡そうと思いまーす」

風「…」

「…いつまで怒ってるの一朗太あー…ごめんホントにごめんって!!」

風「…」プイッ

「…あ、はは」苦笑

(……あれ、でも怒っていながらでも、私に着いてきてくれるんだ)

「…なにそれツンデレ?可愛すぎ」

風「???」

「なんでもな…………あ、鬼道だ」



鬼「…だからここはこうしてだな」

不「いや、それじゃここががら空きになるぜ」

鬼「そうか…なら―――」



「……司令塔さんは大変だな」

風「そうだな…というか、不動も一緒だぞ」

「うん。どうしよっかなぁーいっそ巻き添えにして反応を…………って、ん?」

風「……………あ。いっ今のは一人言だ!!別にお前に話しかけた訳じゃ…ッ!!」アタフタ

「ははっわかってるよ」

風「……///」プイッ

(…何なのこの可愛い生き物は。一朗太ツンデレ到来?けしからん私の理性が持たん!!!!)

「…ダメだダメだ。ふぅー平常心平常心」

風「???」

(〜〜っ首傾げる一朗太可愛いいいいいマジえんじぇううううううううう!!!!!!抱きつきたい!!抱きつきたいのに一朗太は今お怒り中!!!!どうしよおおおおお)

鬼「…なに1人で悶えているんだ正哉(呆れた目」

不「…」←何となくわかってる

「あ、鬼道…じゃなかった。うんこに明王。まぁ…一朗太が可愛くて…激闘中」

鬼「何と」

「理性と」

風「かっ!?可愛いとか言うなバカ死ね////!!!」

「な?こんな可愛い死ねの言い方とか無いぜ」

鬼「…つまり、風丸は今お怒り中でツンデレ化、お前は微変態化というわけか」

風「だから!!かっ可愛いとか言うな////!!!!」

「ヤダぁー…あぁもうダメ我慢できないッ!!!」ダキッ

風「おっおい正哉!?抱きつきくな////!!!俺は今怒って―――」

「はいはい。あー、一朗太可愛いすぎ。―――ていうか鬼道。変態化はしてねぇから。失礼だろうんこ!!!」

鬼「お前の方が失礼だと思うんだが」

「何が。私、別に失礼なこと言ってないし。なぁー明王」

不「………あぁ」

ま風鬼『…??』

「どったの明王?」

鬼「具合でも悪いのか?」

不「いや…、」

ま鬼『(そういう割にはなにか変…)』

不「……」チラッ

「…?」

風「………ははーん。さては不動、お前…妬いてるな?」

鬼「妬いてる…?」

不「なっ!?べべべつに妬いてなんかねぇし////!!!!」

風「本当か?俺が正哉に抱きしめられてるのが羨ましいんだろ?素直に言えって」ニヤニヤ

鬼「!!?」

「へぇー明王も抱きしめてほしいんだそうなんだ?」ニヨニヨ

不「だから俺は別に…!!!!」

「あのな明王くん。ツンデレと言うものは、デレがあってこそ成り立つもんなんだ。ツンツンだけじゃ、ツンデレじゃないんだぞ!!!」

風「そうだぜ。ほら、素直に言えよ。「妬いてました」って」

不「…」

ま風『さあさあ』

不「………た」

ま風『ん?』

不「やっ、妬いて…た…っ////」カァー

「…どうしよう体の奥底から溢れんばかりのリビドーを感じる!!!どうしてやろうかこの可愛い生き物ッ!!!!」

風「とりあえず抱きしめてやれば?とか言いつつ先制は俺」ギュッ

不「ちょっ!!?風丸!!!////」

「一朗太ズルいー!!私もー」ギュッ


不「……あぁもうどうにでもなれ!!!!/////」

鬼「……(白目」バターン







基「……なんだろね、これ」

豪「…物凄く怪しい弁当箱だな」

佐「確かに。なんでこんなところに落ちてるんだ?」

緑「…誰かが落としていったとか!」

佐「だろうな」

基「……」ゴソゴソ

豪「…何をしているヒロト」

基「え、開けようとしてるだけだけど」

佐「おまっ開けるのか!?」

基「もちろん」

豪「ぜっっったいに開けないほうがいい。絶対」

佐「上の球根に同意」

豪「佐久間コラ」

緑「俺も開けないほうがいいと思う。なんか嫌な予感が…」

基「みんな気にしすぎだって。いくよー」

佐「ちょっヒロ「オープン!!!」!!?」

G「カサカサ」

基豪佐緑『……』

G「カサカサ」

基豪佐緑『……』

G「カサカサ」

基豪佐緑『……』

G「カサカサ」

緑「いいいやあああああああああああああああああああ!!!!!!!!

佐「★Д*煤吹ih★@#%※¥♂▼≒Å※k!!?!!!?!!?

基豪『ぎょわあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!

佐「弁当箱の中から溢れ出るほどのゴキブリがああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

豪「気持ち悪いから字を伏せろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

基「ああああ弁当箱から溢れてきたよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

緑「おっお願いだから近づかな…ちょ、こっちにき…っ、ヤダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」













幸福箱=不幸箱。
(あれ、弁当箱がないんだけど。なんで)
(どこかで落としたんじゃないか?)
(落としたって…あの中ゴキ●リ入ってんじゃ…!)←聞いた
(まぁいいんじゃね)
(そうそう。…おい、いつまで白目で倒れてるつもりだうんこ邪魔)
(――いだっ!!?蹴るな正哉!!)



(おーい吹雪ーサッカーやろうぜ!!)
(アチュヤー)
(今日もいい天気だしサッカーやろうぜ!!)
(フフ、アチュヤ)
(……吹雪、お前どうした)
(ア・チュ・ヤー)
(…吹雪が壊れたああああ!!!)





▼2012.04.27
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