イナズマイレブン。
□どたばた大掃除。
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※学校で大掃除の設定。
▼正哉と風丸で廊下掃除。
「嫌だなぁ廊下掃除とか…範囲広くて面倒なんだよ…」
風「全くだ。あ、俺やろうか?」
「ダメ、絶対ダメ!!」
風「何でだよ…」
「だって、まいふぇありーをパシるなんて…そんなの万死に値するぞ!!逆に私がする」
風「断固拒否!!」
「え、何で」
風「正哉の手が荒れるだろ!!可哀想だ!!そんなことやらせるなら、俺死んだほうがいい」
「一朗太が死ぬなら私も死ぬ」
風「なら死なない」
「うん、お願いな」
風「任された。……よし、それじゃあ向こうまで雑巾がけ競争な!!」
「はーい、よーいドン!!」ダッ
風「ちょっ、フライングだぞ!!」ダッ
(一部変な会話だけど、驚くほど平和)
▼正哉と吹雪で体育館倉庫掃除。
「もーヤダァ!!煙たいし!!」
吹「埃まみれだね…けほっ。早く…っ、終わらせちゃお?」
「まいえんじぇるが咳き込んで…!?早く終わらせよう!!!」
吹「うん…それじゃあまず…道具を外に出そっか」
「りょーかいでーす」
吹「よいしょっ」
(何今の掛け声。言い方可愛すぎだろい!!)
吹「重たいから、気を付けてね」
「平気平気!!…よっ…って重た…ッ!?」
吹「だから言ったのに…大丈夫?」
「…だ、だいじょばない」
吹「僕が持つよ、かして」ヒョイッ
「わっ、流石男の子。さんきゅ」
吹「どういたしまして」ニコッ
(正哉の前では、結構紳士な吹雪くん)
▼正哉と鬼道でプール掃除。
「…なぁうんこ」
鬼「うんこじゃない鬼道だ。…なんだ」
「なんで…ッ、なんでこんな広いプールを私ら2人だけで掃除なんだよおおおおお!!!!」
鬼「俺が聞きたい!!!どうせ正哉が何かやらかしたんだろう」
「今回は私マジで何もしてないんだって!!鬼道じゃないのかよ!!!」
鬼「俺は誓って何もしていない!!!!」
「嘘つくなよ焼きそばうんこ。しばくぞ!!」
鬼「嘘なんかついてない。焼きそばうんこ言うな」
「じゃあ何でだよこんなの只の虐めじゃん!!」
鬼「だから俺が聞きたい!!」
「…もういい。こうなったら遊んでやる!!」
鬼「あ、おい正哉「うりゃっ!!」やぶっ」
鬼「…」ポタポタ
正「あっはっ!!鬼道びしょ濡れえ〜逃げろー」ダッ
鬼「…正哉…またんかああああああああいい!!」ダッ
(何だかんだで仲がいい二人)
▼正哉と佐久間で教室掃除。
「教室掃除って…普通すぎて拍子抜けなんだけど」
佐「お前は何を求めてるんだよ…」
「なんかこう…危険な香りがする…、ファンタジーかつミステリアスな…そう、エロチックでシリアスで…」
佐「日本語を話せ、日本語を」
「ま、ぶっちゃけ面倒ってだけ」
佐「ぶっちゃけすぎだが、俺も同感だな…」
「だろ?………あ、士郎だ。おーい、まいえんじぇうー」
佐「は、まいえんじぇうだぁ?吹雪は俺のエンジェルだし」
「なにネジ数本ぶっ飛んだようなこと言ってんだよ。しろーは私のだから知んないの?ぶわあああか」
「はははっ、正哉はイカレポンチのようだな。精神科紹介してやるよ」
ま佐『……、』お互いプッチーン
「そうかそうか。眼帯野郎クンはどうしても僕から士郎を取りたいと言うんだ?」
佐「タラシな糞正哉はどうしても吹雪を自分のものだと言いたいんだな?」
ま佐『………いっぺん死ねやああああああああああああああ!!!!!!』
ドカッバキッ…ガシャアン!!
ま佐『………あ、』
「……………さぁて、掃除掃除っ」
佐「おいっ正哉逃げるなあ!!」
(吹雪が関われば二人とも豹変&破壊)
▼正哉と立向居で化学室掃除。
(なんでよりにもよって立向居クンなんだよ…)
立(正哉さんと…嫌だなぁ…)
「…一緒になったもんは仕方ないか…。よし、さっさと終わらせようぜ立向居クン」
立「それには賛成ですけど、何ですかその嫌そうな言い方は」
「そういう立向居クンこそ、表情歪んでるけど」
立「正哉さんと掃除するのを身体全体が嫌がってるんですよ」ニコッ
「(ムカッ)……私なんか、嫌すぎて幻覚が見えてきたよ。あれ、立向居クンー?ドコデスカー?」
立「(イラッ)…………あっ、」ヨロッ
「うわっ!?」サッ
バシャッ………シュウー…
「………あの、立向居クン。この水は何かなぁ?」
立「硫酸です」
「りゅっ…!?お前、私今かかりそうだったんだけど!?ぶっかかった所めっちゃ溶けてんし!!?もしかかってたら私は…」
立「溶けてますね。ドロドロに」
「………一応聞くけど君は、」
立「狙いましたよ。かかって溶けちゃえばよかったのに」ニコリ
「…よーし。ちょっとお姉さんとお話ししようかぁ。もちろん拳で」にこぉ
(もはや殺しあい)
▼正哉とヒロトで技術室掃除。
「へ、変態と同じグループとは…不覚!!」
基「あははっ。今回は公式でいくつもりだから、心配しなくとも何もしないよ」
「…絶対?」
基「うん、絶対」
「…わかった、信じる」
基「ありがと」
「あぁ。…んでさ、ヒロト。私パソコンしたいんだけどしたことなくてさ、教えてくんない?」
基「え、したことないの?意外だな…。正哉ちゃん、パソコンとか凄くやってるイメージがあったんだけど…」
「残念ながら凄くやってませんわ。キーボードの打ち方教えてもらっていいか?」
基「いいよ。というか掃除する気ないよね、俺たち」
「さんきゅ。まぁ…いいんじゃね?(ヒロト、マジで公式キャラだ…)」
基「えっと…まずポジションは、左手の人差し指はここで、」
「ここ?」
基「違うよ。こっち」
「ここか!!!」
基「違う違う。ちょっと手かして」
「わっ…!!?」
基「人差し指はここで、中指はここ、」
「ちょっ、あのッヒロト…!!」
基「ん?」
「手、重ね…っ///」カァー
(何、なんだよ今日のヒロト!!妙にカッコいいんだけど、こいつこんな爽やかイケメンだった!!?心臓がもたないいい…!!///)
基「………ごめん、正哉ちゃん」
「…へ?」
基「公式でいくって言ったけど…無理。赤面する正哉ちゃん可愛すぎる襲っていい?食べていいかな?///」ハァハァ
「…………こんな奴にときめいた五秒前の私死ねええええええええええええええええ!!!!!!!!」
基「キーボードで殴らな……あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
(結局変態なヒロト)
▼正哉と緑川でトイレ掃除。
「…なんで私ら、トイレ掃除なんだろ」
緑「なんでだろね…」
「嫌だ。私やりたくない」
緑「それは駄目だよ正哉。ちゃんと掃除しなくちゃ」
「こんなときまで…リュウジは真面目すぎなんだよ!!」
緑「そうかな…?」
「そうなの!!たまには不真面目になって悪を楽しむのもいい…」
緑「よくないよ」
「ほら真面目じゃん…一緒にサボろうよ…」
緑「監督が、「真面目にやらないと豪炎寺と合体技してもらうからな」って言ってたよ」
「はーいやりますやりますごめんなさい」
緑「全く正哉は…」
「呆れるリュウジも可愛いよ!!」
緑「あ、ありがと///」
「(照れるリュウジ俺特だなぁ…)それじゃ始めるかっ」
緑「うんっ」
「やると決めたからには私が1人でやるよ」
緑「えっ駄目だよそんなの。なんでいきなり?」
「だってトイレ掃除だなんて大変だし、リュウジにはさせられない」
緑「俺を思って言ってくれてるのは嬉しいけど、じゃあ尚更駄目だよ」
「どうして!!」
緑「正哉にもそんなことしてほしくないから。それも1人、絶対駄目」
「私を気遣って…あらやだ嬉しい!!……だけど、これだけは譲れない」
緑「俺だって譲れないよ」
「私がやる」
緑「ダメ」
「やる」
緑「ダメ」
「やる」
緑「ダメ」
「ry
緑「ry
(掃除はじまんない)
▼正哉と不動で図書室掃除。
「おぉー!!すっげ本がいっぱい!!」
不「餓鬼か…」ハァ
「だって、図書室来んの初めてなんだぜい!?」
不「はっ!?………マジかよ…こいつ駄目だな」
「…あれ、なんか呆れられた?」
不「あぁ、呆れてる」
「軽くショック!!─まぁいいや。なんか本読もーっ」
不「…掃除は」
「やるわけないじゃーん。明王だってやる気ないだろ?」
不「まぁな」
「じゃあ本読もうぜいえーい!!なににしようかなぁ〜」
不(…こいつ、ほんとに歳上なのか?)
「…あっ、これしよ。ほっ!!」背伸び
不「…」
「くっ…と・ど・か・ぬ!!!」ピョンピョン
不(アホだ正哉。椅子に乗りゃいいのに)
「あーもう!!あとちょっとなのにぃ…!!」
不「……………ハァ」
「ちくしょー「取ってやるよ」……………お?」
不「ん」
「あ、ありがと明王!!」ニコッ
不「……別に」
「…あれ、明王照れてるだろ〜」ニヤニヤ
不「照れてねえ」
「嘘だ、照れてる」
不「照れてねえって!!」
「もー明王かわいぃーっ」ギュッ
不「だーっ抱きつくな!!!////」
(なんだかいい感じの2人)
▼正哉と円堂で屋上掃除。
「うわぁー高いなぁ…!!」
円「…わっ!!」
「ぎゃあああああああああああああ!!?」
円「…正哉、驚きすぎだぜ…耳つぶれた…」
「えんっ、どう!!おま…っ!!」
円「なんだよ…?」
「ここ屋上…っ!!」
円「知ってるけど?」
「私!!下!!覗いてた!!」
円「うん」
「………お前が脅かしやがるから落ちそうになったんだよおおおおおお!!!!」
円「あぁ、そういうことか。あっはっは、すまんすまん!!!」
「お・ま・え・なぁ!!!!」
円「そんなことより、サッカーやろうぜ!!」
「人の話聞いて─」
円「サッカーやろうぜ!!」
「…」
円「サッカーやろうぜ!!」
「…ハァ」
円「サッカーやろうぜ!!」
(ある意味、正哉より厄介)
▼2012.07.28