ホプライ

□僕の彼女
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4年後ホープ君18歳設定。
身長180あります(笑)



大学の授業も終わり、正門に向って歩いていると、女の子に呼び止められる。
周りには、彼女の他は誰も居ないが…
「あの、エストハイム君、私と付き合って下さい。」

頭を深く下げた女の子…
参ったな…

「ごめんね、僕彼女居るから。」

と、言ってその場を去った。

今日は、彼女は非番。家で待ってくれてるに違いない。
急いで正門を抜け様としたところで、
ローズの、香りがどこからか漂ってくる。

ライトさん?辺りをキョロキョロしてると、後ろから声がかかる。

「誰かさがしてるのか?」

その声は、自分が愛してやまないライトニングの声だった。
「ライトさん!」

彼女は、正門の壁にもたれかかり、腕を組んで立っていた。

辺りを歩く人は彼女をチラチラみている。

スタイルのいい彼女

今日は、マキシワンピに、デニム地のボレロを羽織り髪の毛もアップにしてあり、モデルみたいだ。
みんながチラチラ見るのもわかる。
「ライトさん?何処か出掛けてたんですか?」

「バカ、今から出かけるんだ。ホープと。」

「もしかして、待っててくれたんですか?すいません。」

その時だった。
ホープの携帯が鳴り響いた。
「ライトさんすいません。」

早く出ろと手で催促される。

「はい?」
「ホープ?今何処にいる?」

友達のヴィルからだった。
「正門の〜」
「マジか?今正門の所に美人がいるらしい!今俺も向ってるから探しといて…」

プチ…プープー

美人って、ライトさんの事だよな?
「どうした?」
ここから去らなければなどと考えていたらヴィルが、息を切らしてやって来た。

「ライトさん行きましょう。」
ライトさんの手を引こうとしたらヴィルが
「ホープ!」
と、声をかけた。

「友達じゃないのか?」

ヴィルがライトニングの前に立つ

「あの!俺と付き合って下さい。」

ホープの前でライトニングが告白された

ライトニングはニコッと笑う。
その表情は反則です。
「ヴィル!!」

明らかに苛立ちの声をホープは発した。
「なんだよホープいたのか?
告白なら順番だ。」

などと言うから、呆れてものが言えない。

ライトニングはヴィルの顔を自分にむけさせた。
ヴィルはそれだけで顔が真っ赤だ。

「面白いなお前…でも、私には彼がいるから…別れたら…」
「ライトさん!!」

ライトニングはクスッと笑いホープの首に抱きついた。

「妬けるだろ?私も妬いたんだ。
おあいこだ。」

ライトさん…僕が告白されたの見ていたのか?

「ホープ、お前の彼女って…」

顔を真っ赤にして
「僕に抱きついてる人が僕の彼女だよ。」
ライトニングの腰をグイッと引き寄せ答えた。
「いいのか?さっきの可愛い女の子がみてるけど」

やっぱり見ていたんだ〜
「ライトさん?どういう妬き方をしてるんですか?僕は貴方だけです。貴方も素直に…」

ライトニングがクスッと笑う顔が見えたのと同時に唇が柔らかなものに触れた。

ホープの手の力が緩んだ隙をつき、ライトニングは腕から離れた。

女の子は走り去り、ヴィルは固まってる…
「ライトさん!」
「私は素直に、好きだからキスしただけだ。」

嬉しいけど…悔しい



本当、僕の彼女は最強です。

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