ホプライ

□どうしよう…ホプライ
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朝日が差し込む室内…
キッチンには、美味しそうな香りが漂っていた。

エプロン姿のライトニング…
たまには、大好きな彼のためにと朝早く起き、朝食を作っていた。

「よし。できた。」
時計を確認して、寝室に向った。

寝室に入ってカーテンを開ければ、眩しがって布団を頭まですっぽりとかぶってしまう彼。
「ホープ。朝だぞ。」

起きない…揺すっても
「う…ん…」
困った…

ライトニングはホープの上に馬乗りになってみた。

「ホープ。」
優しく呼ぶ…
うっすら目を開く彼がライトニングの様子を見て口元が上がった。
「もう少し…」
「寝るのか?」
せっかくご飯作ったのに冷めちゃう…

「少しだけですから…」

ライトニングはカレンダーを確認した。

ライトニングの口角が上がった。
「起きたら結婚してやる。」

がばっとホープが起きて芽を合わせられる。

「本当?」
「うっ…」


どうしよう…こんなに効果があるなんて思いもよらなかった。

さて、本当にこまった。

このままエイプリルフールに逃げちゃおうか…

それとも、本当に…結婚しちゃおうか…

それも悪くないとライトニングは思ったのであった。

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