長編・シリーズ

□reunion
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★後書という名の言訳★

…おわったぁぁあ(絶叫)!
が最初の気持ちです。うん、こんなに長丁場になるとは予想してませんでした(笑)。
前の長編よりも背景はヘビーでないので、あっさりいくかと思っていたら…読みが甘かった(笑)。
じっくりと距離を縮めていく二人を描きたかったんで、その辺りがまったりしすぎていたかも、反省。
話を書くきっかけは、ララで連載中のコミック版を読んだ時です。
今(10年06月時点)はえー、そうきたか、な展開ですが、確か…書きはじめた時は、漸く月森が想いを自覚した時だったような気がします。
で、コミックは勿論商業ですんで、いいも悪いもそれなりに決着をつけてくれると思いますが、…もの書きとして、一つ気になったんです。

…もし、二人ともこのままどっちも告白しなかったらどうかな?と。
で、何も言わず、何も聞かされず、月森が留学して…。と考えた結果がこうなりました。
Prologueを書いた時に、たまたま槇原敬之のCDにこんなシチュエーションがあって、嗚呼こういうのも切ないよねぇ(;O;)とか思いつつ、二人にこんな事させた酷い作者(笑)。
最初とEpilogueは前からこうしよう、と決めてました。
それからすれ違いっていうのを出す為に、色んな意味での香穂子のライバルを登場させてみました。
月森は香穂子一筋なんで、可哀相な役回りになってしまいましたが。
大きな流れは変えていません、ブレなし。
勿論、コンクールの優勝のくだりとかも。
あ、合宿で肝試しは何となくいれちゃいましたけどね。…その直後に発売されたコルダ3のドルチェタイムに入るとは思わずに(笑)。
まあ、そういう偶然ってままあるんですよね、コルダって。不思議だ。
そして、Epilogueは、…ちょっと間をはしょり、二人の間の話を削りましたが、いつか何らかの形でこの辺りを書けたらいいなぁ。


さて、長いお話にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m。
これからも私なりの月森と香穂子を追いかけていくと思いますので、今後もよろしくお願いします。
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