私が許婚!?

□16話 結婚!?
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(小夜)「あら?凪紗ちゃん?」
凪紗「どういう事?結婚の話!」
(小夜)「あー!別にいいじゃない!それより私は断然女の子を産んでほしいわ!」
(龍谷)「もしもし?凪紗?俺は男の子だぞ!リョーマ君によろしく頼むって言ってくれよな!」
(南次郎)「俺は女の子!可愛い女の子がいいぜ」
(小夜)「変わって!あなた!はやく!あ、凪紗ちゃん、倫に変わって!」
凪紗「おばさま・・・お母さんです・・・」
私は携帯をおばさまに渡すと
(倫子)「あ!小夜?やっぱり女の子よね!ショッピング行ったり、楽しみよね」
あ・・・
話し込んでる・・・
(南次郎)「おう!龍谷!やっぱ女の子だよな?え?男の子?何でだよ!」
こっちも・・・
私の家族とリョーマ君の家族って
凪紗「お気楽集団だ・・・」

凪紗「はぁ」
夜、私はお庭でため息。
だって、まだ話し込んでるんだもん!
しかも、今、家の計画とか赤ちゃんの名前まで決めて・・・
気がはやすぎ!
ん?
でも、待って・・・
15才でリョーマ君、帰ってくるんだよね?
って事は・・・
あと3年で結婚…
(リョーマ)「凪紗」
凪紗「リョーマ君・・・」
そうだよ!
1番大切なのは本人の気持ちだよ!
凪紗「リョーマ君は嫌じゃないの?」
(リョーマ)「何が?」
凪紗「えと・・・あの・・・結婚」
(リョーマ)「いや」
・・・
やっぱり
(リョーマ)「嘘」
凪紗「え?」
(リョーマ)「初めから許婚って理由で凪紗がきたし」
凪紗「ほんとだ・・・」
そう言われてみれば・・・
凪紗「いいの?私で」
(リョーマ)「別に」
凪紗「ほんとに?ほんとに?」
(リョーマ)「別に」
凪紗「リョーマ君、私の事好き?」
(リョーマ)「っ!」
リョーマ君飲んでいたファンタをふきそうになったのをこらえた。
(リョーマ)「嫌い」
えー!
凪紗「うそ!じゃ、何で・・・えと・・・」
パニクってる私をみてリョーマ君は笑うと
(リョーマ)「うそ。その反対」
え・・
反対?
嫌いの反対って・・・
凪紗「・・・////」
好き・・・
凪紗「ありがとう!リョーマ君!」
(南次郎)「よく言った!それでこそ俺の息子!」
(倫子)「聞こえた?小夜?結婚を誓ったわ!」
凪紗「おばさまに南次郎おじさん!いつのまに・・・!」
(倫子)「え?ばっちりよ!カメラにもビデオにもうつしたわ!」
おばさま!
はぁー。
でも
私はリョーマ君を見るとちょうどリョーマ君と目があった。
で、一緒に笑った。⇦もちろん、リョーマ君はそんなに笑ってないよ!
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