私が許婚!?

□4話 私、バカじゃありません!
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ピピピピピピピピ
目覚ましが鳴り、止める。
寝不足。
その訳は昨日にあったの。
倫子さんと南次郎おじさんがアメリカにいる、お母さんとお父さんとしばらくの間、暮らすんだって・・・
まぁ、反対はしないけど突然すぎない?
それに、朝から体重いし、頭いたいし。
まぁ、頑張るかぁ!

「支度完了・・・」
頭いたい〜
コンコン
(リョーマ)「凪紗、学校行くよ」
「はぁーい」
私はドアを開けると階段を降りる。
でも、目まいがする。
(リョーマ)「ちょ!」
・・・リョーマ君?
リョーマ君は私の腕を引っ張る。
階段から落ちる所だった・・・
リョーマ君は廊下に私を座らせるとおでこを触った。
(リョーマ)「熱」
「熱?やっぱり・・・」
何かそんな感じはしてたんだけど・・・
(リョーマ)「先生には俺から伝えておくから」
え?それだけ?
ガララララ
行っちゃった・・・
もっと優しい言葉の1つや2つ・・・
「くれたっていいじゃない!」
私の声が家中に響いた。


まだかな?リョーマ君・・・
時計を見ると5時。
もう帰ってきても良いはずなんだけど・・・
「うっ!」
ヤバ!
吐き気が・・・
頭も痛くなってるし・・・
今、熱、何度ぐらいあるんだろ?

ピピピピ ピピピピ ピピピピ
「37℃9・・・」
あがってる。
朝、はかってみたら37℃6だったから・・・
でも、そんなに言うほど高くないし一晩寝てれば治るよね。
また・・・眠たく・・・なった・・・かも・・・
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