私が許婚！？
□13話 退院
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凪紗「リョーマ君は帰らないの？」
(リョーマ)「かえるけど」
リョーマ君が立ち上がった。
凪紗「待って！」
お願い・・・
凪紗「まだ行かないで・・・」
涙があふれた。
凪紗「怖い夢をみたの！リョーマ君がいなくなる夢・・・」
私は・・・
あの時、ただ名前を呼ぶ事しかできなかった・・・
凪紗「いなくならないで・・・」
・・・
何か・・・ボーッとする・・・
(この訳はさっき飲んだクスリの副作用がきいてるのです！byeなーちゃん☆)
(リョーマ)「ばーか」
リョーマ君が抱きしめてくれた。
(リョーマ)「凪紗がいるのにいなくなる訳ないじゃん」
凪紗「ほんとに？」
(リョーマ)「約束」
凪紗「良かった・・・」
私はそう言って寝た。
リョーマ君は私をベットに寝かして静かに部屋を出ていった。
凪紗「ふわぁぁ」
良い気持ち！
あれー？
昨日、先輩達が帰った後何があったっけ？
覚えてないや・・
(看護婦)「涼宮さん！おはようございます」
凪紗「おはよーございます」
(看護婦)「今日は越前君、学校に行くって言ってました！あと、今日はお見舞いに行けないって・・・」
そっか・・・
今日、リョーマ君、来てくれないんだ・・・
まぁ、リョーマ君にお世話になりっぱなしはダメだもん・・・
でも・・・
凪紗「何しよう？」
凪紗「はぁー・・・暇だぁ」
何しよう？
凪紗「外にいってもいいですか？」
(看護婦)「ダメです」
凪紗「あぁー暇ぁ！」
コンコン
(菜南海)「凪紗！」
(沙織)「あーけーて！」
(菜南海)「開けてくれない・・・」
(沙織)「どうしたんだろう？」
ガラララ
(沙織)「・・・寝てる・・・」
(菜南海)「えー！せっかくお見舞いにきたのに！」
(沙織)「起こすのもかわいそうだし・・・」
(菜南海)「そうだね！」
(沙織)「はい！越前君！凪紗に渡しといて！」
(菜南海)「凪紗によろしくね」
(リョーマ)「うぃーす」
凪紗「んー・・・」
(リョーマ)「起きるの遅過ぎ」
凪紗「リョーマ君！」
何で？
今日は来ないんじゃ・・・
(リョーマ)「これ」
ん？手紙？
(リョーマ)「あの2人から」
あの2人？
凪紗「菜南海と沙織！？」
(リョーマ)「見舞い、来てくれてたのに凪紗が寝てるから」
凪紗「えぇーーー起こしてくれれば良かったのに！」
菜南海と沙織に後でメールしなきゃ・・・
(リョーマ)「じゃ、明日、来るから」
凪紗「はぁい！」