main short☆

□この世で1番怖いもの
3ページ/3ページ

私は耳を手で塞いで泣いていると
肩に手がのった。
誰?
そう。
振り返ってみれば
今、1番、会いたかった人
「光…」
(財前)「凪紗、大丈夫か?顔、真っ青やぞ?」
「光…」

ゴロロロロ

「きゃ!」
私は光に抱きついた。
(財前)「何やねん。雷怖いんか?」
「知ってるくせに…」
(財前)「そんなに怖いんやったら教室戻ってこればええやろ?」
「開けたら…ドア、開けたら雷の音が大っきくなる…」
(財前)「かわええ」
「ちょ!絡かってるでしょ」
(財前)「そんなことないで?」
「嘘つき」
そう言って光るの胸に頭を当てた。
雷の音が聞こえない…
落ち着く場所
(財前)「凪紗…」
「え?…ん」
不意打ちなんてズルいよ
「ん…光…」
(財前)「俺がいるから安心しろ」
「!///////…うん…」
雷なんてもう怖くない・・・・・・かも?

















この世で1番怖いもの
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ