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□「ただいま」
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会場についた時
リョーマは倒れていた。

「リョーマ…」

私は階段を一段ずつ降りて行く。

「リョーマ!!!」

思いっきり叫んだ。

幸村選手のテニスは五感を奪う。

私の

声はリョーマに届く?

ううん…
届かせる!!

「リョーマ!!!」

(菊丸)「凪紗ちゃんだにゃ!」
(桃城)「涼宮!?」

「リョーマ…ごめんね…あの時…
背中押してくれてありがとう!
だから…」

だから…

「今度は私が背中押すよ!!」

大丈夫。
きっと届く。

「ただいま…リョーマ…頑張って」


今…凪紗の声が聞こえた。
帰ってきたの?
起きられない…

(南次郎)「おい、リョーマ…テニス楽しんでるか?」




リョーマは起きない…
(南次郎)「凪紗ちゃん」
「おじさま…」
(南次郎)「言ってやれ。
あいつに」
「はい!」






「リョーマ…テニス楽しんでる?」





「リョーマ…テニス楽しんでる?」
凪紗の声が聴こえた。

光が見える…
テニス…
嫌いになれる訳がない…

「だって」

「リョーマ!!」

「テニスって楽しいじゃん!」



天衣無縫の極み。





「ただいま」
の一言で






背中押された?














「ただいま」
(ただいま!リョーマ!)
(おかえり)
(全国大会優勝おめでとう!!)
(さんきゅ)
チュ
(/////)






作者は、ヒロインちゃんのおかげで
天衣無縫の極みが出せたという
話が書きたかったです(笑)
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