空を見上げて
□プロローグ
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周りの人間が嫌いだった………
自分はもっと大っ嫌いだった…………
人とは燃えるような紅色の髪も、血を滴らした様な瞳も………
全て消えて跡形も無くしまえばいいといつも思っていた…………
だけど――――……
独りぼっちだった私に仲間が出来て……
絶対に守りたい大切な人が出来て……
自分鏡を見るのが苦じゃ無くなった……
そして、もう一度、前を向いて歩いて見ようと思ったんだ―――――
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