社長ドフラミンゴシリーズ2

□スキー旅行編11
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ローは朝起きると何だかすっきりした感覚と酒が残っているような気だるさを感じた。

ベッドでぼんやりしていると、隣のベッドのキッドと目が合った。

「明けましておめでとうロー」
「あ、明けましておめでとう」

寝転がったまま新年の挨拶を交わすとクスリと笑った。

「酒抜けた?」

キッドに尋ねられてローは首を傾げた。

「そんなに飲んだっけ?」

「ふふッ…そこから?俺のお題で日本酒飲んだら寝ちゃったんだよ」

「そーだっけ…覚えてない。どうやってここまで?」

「俺が姫抱きして連れてきた」

キッドは頬杖をついてニヤニヤと笑った。

ローは赤面した。

「ゴメン…恥ずかしい…」

「ローはまだマシ」

「なんで?」

「ドフラミンゴさんも酔って寝ちゃってヴェルゴさんが抱き上げてった」

「わぁ…ドフィが姫抱きされてるの見たかった…」

「ドフラミンゴさん覚えてないかもしれないから言わないでね…俺が言ったって知ったら絶対イジメられるから」

「ははは…最近、仲良しだもんね」

「ロー。シャワー浴びてくれば?眠そうだし…」

「そうしようかな…」

ローは着替えを持って部屋を出た。
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