ONE PIECE1

□変化
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ルフィはその日ローの顔を凝視していた。
ルフィに見られている為ローもなんだか落ち着かない。
「麦わら屋」
「なんだ?」
「俺の顔に何か付いてるのか?」
「いや付いてねーけど…」
「何なんだ?」
「2年前と印象が違うけど何が違うのかわかんねぇんだ」
「帽子と服だろ」
「それもあるけど、体型?でもコート脱いだら前とそんなに変わんない痩せ型だしな。あー表情か〜」
「表情?」
「そう2年前は薬物中毒みたいな顔してておっかなかったけど今は更生したよーな感じだよな。クマ濃いけど」
「薬物中毒ってヒドい言い様だな」
「ハハハッ。尖ったナイフみたいだったよな。近付くなオーラが出てたな。でも今はなんか落ち着いて兄ちゃんって感じだよな」
「麦わら屋。エース屋が恋しいか?」
「そうだなーエースは死んでも俺の大切な兄ちゃんだ」
「俺はお前の兄ちゃんにはなれねぇぞ」
「ああ、わかってる。トラ男はトラ男だ。エースの代わりみたいには思ってねぇ。そんなのエースとトラ男に失礼だ」
「クックック。杯1つで兄弟になれるならお前みたいな弟も悪くねぇかもな」
「出来が悪いから大変だぞ。兄ちゃん」
 

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