ONE PIECE3
□ルフィとロー2
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ルフィがローが実は捻挫をしていたと知ったのは夕食前だった。
チョッパーがこっちに食事運ぶかどうかをローに尋ねたから変に思ったのだ。
「何でこっちにメシ運ぶんだ?みんなで食った方がうまいだろ」
「ああ言ってなかったな」
そう言ってローは毛布をめくり右足を見せた。
「捻挫だ」
湿布を張られて包帯を巻かれた姿にルフィは驚いた。
「ごめん。俺が…」
「その話は言いっこなしだ」
謝ろうとしたルフィの唇を人差し指で抑えた。
「メシは食堂で食べる」
「歩けるのか?無理すると治りが悪くなるぞ?」
チョッパーは心配するがローは本を一冊手渡した。
「コレを俺が座る所に置いてくれれば能力で移動出来る」
「ああ。そうか。やっぱり便利だな」
早速チョッパーは本を置きに行った。