生徒会活動記録

□第四話台本
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沖「そーちゃんおはよー!」

蒼「おはようございます、沖田さん。」

沖「今日ね、転校生が来るらしいよ〜!」

蒼「あ〜・・・そんなこと言ってましたねえ・・・」

沖「どんな人なんだろうね〜!・・・?あれ、校門におっきい車が・・・?」

蒼「・・・!あの車・・・」

沖「え?」

蒼「・・・あいつか」

沖「ん〜?どうしたの?そーちゃ」

??「やあ、森山の二男。」

沖「へ?」

蒼「・・・お久しぶりです、昴流君。」

昴「はは、まさか、あの話は本当だったのかww」

沖「え・・・、知り合い??」

昴「おい、そこの庶民。話に口出ししないでくれるかな?」

沖「しょ、庶民ーー??!!たしかに副会長と比べれば(比べなくとも)庶民だけど!!初対面にそれはないんじゃない??!!」

昴「副会長?誰だs・・・」

蒼「昴流君、聞きたいことがあります。」

昴「なんだ、森山の二男。」

蒼「今日来る転校生って、君のことですか?」

沖「え??!!;」

昴「察しがいいなwwそのとおりだ」

沖「えええええええええええええ??!!」

蒼・昴「沖田さん・庶民うるさいです・ぞ」

沖「しょぼーん・・・」

副「おい昴流!なにやってるんだ校門の前で!!」

沖「ふくかいちょー!」

昴「?!瑠璃・・・」

蒼「副会長・・・」

副「蒼羽、美龍も・・・」

昴「瑠璃、こいつらを知っているのか?」

副「知ってるも何も、同じ生徒会役員だ。」

昴「生徒会?そうかお前、生徒会に・・・」

副「ああ」

昴「もちろん、お前が会長だよな??」

副「いや、私は副会長だが・・・?」

昴「は?!」

沖「だからさっきから「副会長」って」

蒼「言ってるじゃないですか阿呆鳥。」

昴「な・・・!!///阿呆鳥??!!誰に向かってものを言っている!!///三下のくせに!!!!」

沖「さ、さんしたぁ??!!そーちゃんは三下なんかじゃ・・・!!」

蒼「沖田さん、黙っててください。」

沖「え・・・」

蒼「昴流君?そっちこそ、誰にもの言ってんですか??」

昴「・・・!!;」

蒼「こっちは本気出せば君を潰せるんですよ???」

昴「な、何言って・・・!!」

蒼「・・・イギリスの取引取り消したら、君の家どうなるんでしょうかね^^(耳元でささやく)」

昴「!!!;;」

副「・・・蒼羽、それぐらいにしてやれ。」

蒼「まあいいですけどww」

沖「(なんだろう・・・いつもとなんか違うそーちゃん見た気がする・・・;;)」

副「昴、解ったろ?」

昴「・・・・(がくぶる)」

沖「・・・あの〜・・・」

副「?なんだ、みー?」

沖「せ、生徒が・・・校門を阻む車に溜まってます・・・w」

副・蒼「あ!!」

副「ほら昴流!早く車をどかせろ!」




放課後ー




会「・・・・・・。」

副「・・・・・・。」

蒼「・・・・・・。」

沖「・・・・・・!!(昴流にガン飛ばしてる)」

楓「・・・・・・!!(同じくガン飛ばし)」

犬「わふわふ♪(ボールで遊んでる)」

昴「・・・おい、もてなしもないのか??」

副「そこに茶があるだろう!飲んでさっさと帰れ!;」

昴「断る!俺はお前の許嫁だ。家に送ってやろうとおm・・・!!」

楓・沖「絶対認めません!!・ない!!」

副「?!;」

楓「こんな・・・こんな豚野郎が、許婚なんて・・・!!」

沖「そーちゃんを侮辱したのを含めて・・・!!絶対に認めないさー・・・!!!」

昴「認めないって・・・庶民には関係ない」

沖「庶民庶民ってうるさいさー!!!・・・・!う、うるさいよ!!」

昴「(今うるさい「さー」って・・・)庶民は庶民だろう。」

楓「この・・・!!美龍ちゃんまで侮辱して!!豚野郎のくせに!!」

昴「ぶ、豚野郎?!お前、退学になりたいか??!!」

蒼「権限もってんのは僕の父ですが??ww」

昴「・・・!!(ぐぐ・・)」

楓「・・・・・・は??」

沖「?どうしたの?楓ちゃん」

楓「え・・・権限を持ってるのは、蒼羽さんの、「父」??」

会「・・・あ」

犬「・・・・わふっ??」

沖「あれ、みんな知らないの〜?そーちゃんのおとーさん、この学園の理事長なんだよお〜?」

副「あとイギリス1の財閥、「リーシャ財閥」の頭首兼、森山華道家元兼、森山道場師範代だぞ??」

昴、副、沖、蒼以外「え、えええええええええええええええええ??!!」

副「なんだお前ら、知らなかったのか?」

会「知らなかった・・・!!てか知るのも困難だと思うんだが・・・?!」

楓「てことは・・・お姉さまと並ぶくらいの・・・お金、持ち・・・!」

昴「森山の三下と琉璃を比べられちゃ困るなww森山は俺の家の足元にも及ばない、錆びた家だww」

沖「!!!ちょっと!!なんなのさ!さっきから三下とか錆びた家とか!!そーちゃんは三下じゃないし、そーちゃん家は錆びた家なんかじゃ・・・!!」

蒼「沖田さん、おちついて。」

沖「そーちゃんは頭にこないの?!家馬鹿にされて!!」

蒼「そらもう・・・頭にきてますよ☆(黒笑)」

沖「え」

副「あ」

楓「?!」

犬「・・・!」

会「おおう?!!(;^ω^)」

昴「・・・!!」

蒼「昴君?人にはですね、礼儀ってもんが備わっていなきゃいけないわけですよ。」

昴「は?!(((゜Д゜;)))」

蒼「たとえ企業的に自分の家より劣っていても、それは「家」の話であって、君じゃないんです。自分が強いと錯覚してて、逆に哀れですよ(笑)」

昴「なんだと?!(`д⊂)」

蒼「ははwwwもう半泣きしてるしwwへたれですねえwwww」

昴「!!!!・・・・か、帰る・・・!」

副「ああ、じゃあな。」

昴「き、今日だけだぞ??!!今日だけ引いてやる!!」

沖「やーいww負け惜しみーwww」

昴「うるさいぞ庶民!!!」

ばーーーん(昴流がでてったwww)

蒼「・・・はっ(黒笑)」

副「蒼羽・・・;」

会「嵐(?)が去ったな・・・(;^ω^)」

犬「・・・・・・わん(遠い目)」

楓「色々疲れましたわ・・・」

沖「もう二度とくるな☆」






翌日






先「沖田、ここ答えろ。」

沖「えっとお・・・に・・・に??」

蒼「にじゃなくて枕草子です沖田さん(こそこそ)」

沖「(マクラッサー?!)ま、マクラッサーです!!(`・ω・´)」

先「お前あとで職員室にこい(*´∀`*)」

沖「えええええええええええええええ??!!」

蒼「マクラッサーじゃなく枕草子です!」

沖「あ・・・・てへぺろ☆」

沖(にしても・・・)

沖(なんであいつがふくかいちょーの許嫁なんさー?!ヽ(`Д´)ノ)

ガターン!!!!机が倒れる


クラスのみんな『・・・・・・??』

沖「・・・あ」

蒼「・・・なにやってんですか??(;´Д`)」

先「沖田ー、立ってろーwww(*´∀`*)」

沖「うわああああああああ;」






昼休み




沖「はあ・・・ひどいよ先生・・・」

蒼「自業自得ですよ。マクラッサーなんて答えた上にいきなり机倒すんですから。」

沖「だ、だってー!あの昴流ってやつちょーむかつくんだもん!!!」

蒼「修行が足りませんよ、沖田さん。胸の内にしまってください。」

沖「そーちゃんはすごいよねえ・・・我慢できるなんてさ・・・普通なら誰でも怒鳴り散らすところさあ・・・」

蒼「うーん・・・そうですね・・・」

沖「??」

蒼「我慢とかじゃなくてただ言えないのかもしれません。勇気が出なくて・・・反論できなくて・・・自分を守ることしかできなくて・・・」

沖「そーちゃん・・・??」

蒼「・・・はは、すいませんwwなんか変なこと言ってww」

沖「い、いいんだけど・・・大丈夫??」

蒼「はい^^大丈夫です」

沖「(・・・そーちゃんが遠く感じる・・・なんか、どっかに行ってしまいそうな・・・)」





副「・・・・・」

昴「よ!」

副「帰れ」

昴「ちょ・・・!別にいいだろ!生徒会室なんだし!」

副「生徒会室だからだろ?!部外者は入るな!!」

昴「前は入っても何も言わなかったろう?!」

副「あれは転校初日だったから多めに見たんだ!!」

昴「そう言わず!」

副「帰れ!!」

昴「琉璃・・・!いい加減目を背けるのをやめろ!!」

副「・・・!」

昴「・・・もうすぐだぞ」

副「!!・・・・」

昴「会長との約束、忘れたか??」

副「・・・わかってる」

副(わかってるさ・・・そんなこと・・・)

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