生徒会活動記録

□第五話(五.五話同時収録)台本
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副(そうか・・・そう、だったな・・・
  まだ期限があると勘違いしていた・・・
  もう・・・・・・・
  ここを離れる歳になったか・・・)

会「・・・琉璃?」

副「!!」

会「どうしたんだ?ごはん冷めるぞ?」

前「そーだぞ琉璃!付き合うのは認めないけど秋斗の飯は美味いぞ!」

副「わ、わかってるよ!///」

会「(・・・・??琉璃、なんかあったのか・・・?)」

副「いただきます」

ー生徒会室ー

沖「んでねんでね!夏休み前日の終業式にそーちゃんのおとーさんの企画で、学園で花火大会やるんだって!!」

楓「まあ!///美龍ちゃんの浴衣姿が見れるのですね・・・!!////」

副「さすがに制服だろ」

蒼「浴衣でも構いませんよww」

副「なんでもありだな蒼羽!」

蒼「この学園のいいとこでしょww」

副「むう・・・そうだが・・・」

会「いいじゃん!楽しもうぜ!琉璃!」

副「!」

会「学園で祭りなんて滅多にないだろ!仕事なんか忘れて、ぱーーーっと!」

蒼「会長は仕事してください」

副「それには私も同意する」

会「う・・・!!(;^ω^)」

沖「やーい、バ会長〜wwww」

楓「普段から仕事をしないからです、豚野郎。」

犬「わん!」

会「美龍お前には絶対言われたくない。そして煉!お前完全に犬化してないか?!」

犬「何言ってんのかいちょ♪」

会「喋った・・・!((ガタッ」

蒼「人間だからそら喋りますよ。障害のある人ならともかく」

会「まあそうなんだが!!」

副「バ会長五月蝿い」

会「あ・・・・はい・・・(´・ω・`)」

沖「ぷーwwwうけるwwww」

会「おいこら美龍チョーシ乗んなよ?( ^ω^)」

沖「あ・・・・はい・・・(´・ω・`)」

蒼「どっちも同じようなもんですよ」

副「まったくだ!・・・・・・・・・・。」

沖「・・・?」

楓「?」

犬「わふ??」

会「ん?」

蒼「・・・。」

会「・・・琉璃??」

副「!な、なんだ?」

会「お前、おかしいぞ。朝食の時も」

沖・楓「朝食??!!((ガタッ」

蒼「やっぱりバ会長ですね」

会「え?なんだ蒼羽・・・」

沖「バ会長!!!」

会「おう?!」

楓「朝食とはどうゆうことですの?!まさか・・・!一緒に?!」

副「ああ。兄貴も一緒に食べてるぞ、毎日。こいつがつくりにくる」

沖「そいえば言ってたけど・・・言ってたけど・・・!!」

楓「許せません!!」

会「え、ちょ、・・・!!ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

副「馬鹿な奴だ」

蒼「まったくです」

副「ああ。・・・・・」

副(最後くらいは・・・楽しむか)


回想「子供時代」


蒼「琉璃さーん!危ないですよ!」

副「平気だ!これだろう?このリボン!」

蒼「そ、そうですけど・・・・!」

副「よし、すぐ降りる!」

蒼「気をつけてくださいね!」

副「わかっている!・・・!」

ガッ(足をかけた木から滑る)

副「わわっ」

蒼「琉璃さん!!」

副「きゃあああああああああああ!!」

ドサッ

副「・・・・??」

爺「・・・何をやっている」

前「琉璃!!!」

副「あ、兄貴・・・」

前「お爺さまも大丈夫ですか?!」

爺「ああ」

副「おじい、さま??」

蒼「・・・神奈月会長・・・」

爺「森山、こんなところで何をやっている?」

蒼「・・・・・・申し訳ありません。」

爺「お前も、何故木に登っていた?」

副「その・・・リボンを・・・」

爺「リボン?」

副「はい・・・」

爺「たかがリボンを取るために登ったのか?くだらん」

副「・・・・・・!」

蒼「・・・・・」

爺「お前は神奈月を継がねばならない。兄と一緒に背負わなければならないんだぞ?」

副「・・・・・・はい・・・・・・
  ・・・・・申し訳ありませんでし   た・・・・
  二度とこのようなことはしません」


神奈月亭


副「・・・・・・・」

副(そういえば、結局渡せなかったな・・・リボン)

副「まだ持ってたか・・・私はww」

椅子を傾かせて座る

副「・・・・・・・・・・あれから、10年・・・・あと3日で・・・・11年目か・・・」

ガチャ

会「琉璃ー!」

副「!!!ノックしてから入れ!!!/////」

会「俺ノックしたんだけどな・・・じゃあわかった」

バタン(戻る)

副「・・・?」

・・・こんこん

会「琉璃、入るぞ。」

副「あ、ああ・・・」

ガチャ

会「おやつ軽く作ってきたぞー」

副「ああ、すまん。」

会「いいって。こっち座ってもいいか?」

副「構わん」

腰をかける会長

会「・・・・・・」

副「ん。うまいな、これ。」

会「だろwwただのきなこもちだけどなwww」

副「この餅のふわふわ感が絶妙だ(もぐもぐ)」

会「ははっ・・・・ところで」

副「?」

会「・・・なにが、「11年目」なんだ?」

副「!!げほっごほっ」

会「大丈夫か?!」

副「(お茶を飲む)・・・!っはあ・・・大丈夫だ・・・・てゆうか聞いて・・・!!」

会「盗み聞きする気はなかったんだが・・・聞こえてきてな・・・」

副「どんだけ耳いいんだよ!」

会「会長だしな☆」

副「関係ないだろ!」

会「wwww・・・・で、何が11年目なんだ?」

副「・・・!」

会「最近元気ないのも、それのせいなんじゃないのか?」

副「・・・・・・・それは・・・」

会「一体何年幼馴染やってんだ?言ってみろよ、聞くぞ。」

副「・・・・・・・そうだないなくなる前に、言ったほうがいいのかもしれない・・・」

会「?いなくなる・・・?おい、どうゆうことだよ?」

副「その日が来たら、話すさ。」

会「琉璃・・・?!」

副「・・・・・・・・・・・ありがとう、○○。」

会「・・・・・・・・・・」


会「なんて俺は、やくたたずな幼馴染なんだろう・・・・・そう思った。
初めてだったから。
あんな悲しそうな琉璃を見るのが、初めてだったからかもしれない・・・」
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