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□研磨くんの観察眼
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「影山!次は俺にトスくれ」
「わかったから」


「………」


「ありがと、俺バシッと決める」
「いいから、集中」


「………」
「なにか、わかったか?研磨」

クロの問いかけに、研磨は視線を烏野から仲間たちへと戻した。

「うん…わかった……」

クロたちは研磨の声に耳を傾ける。

「翔陽と9番のセッターはデキてる」

「「「なに!!」」」

音駒に動揺が走った。

「あれは、かなり深い仲だと思う」
「息の合った速攻は、そのせいか」
「だと思うよ、クロ」

「デキてるとか、なんかムカつく」
「虎のそれは嫉妬なの?」
「いいか研磨、俺は今やる気マンマンなんだよ!」


そして、ネコの反撃が始まるのです。



おわれ

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