黒バス

□ss2
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ねー、いいでしょ?って人の事を押し倒しながら言うのは卑怯だと思うんだよ紫原くん

「あり?返事してよ。しなかったらオッケーってことにするし。」

「んっ、へ、んじ、できないようっに、して、るくせに…っ!」

ちゅっと可愛らしい音を響かせながら何度も何度も口づけられる。そんな状態で返事なんてできるはずもないし、私自身彼のことが大好きだからこれといって拒む理由もない。

「へへ…名無しさんちん、だぁいすき。」

へらっと笑いながら子供みたいに抱き着いてきたかと思えば急に大人の男の人みたいな(実際そうだけど)顔をして服の中に手を入れてくるものだから頭が追い付かない。いつもいつも私の方が何も考えられなくなってしまって年下の彼に翻弄されっぱなし。
悔しいなあとは思いつつも自由にしている紫原くんが大好きだからまあ、それはそれでいいかと今日も流されるがままに彼に翻弄されるのである。




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