創造神の誕生(前) ―U―
□第68話 決着!大聖杯破壊
2ページ/4ページ
ちなみに俺はコイツ(ゲート・オブ・バビロン)は傲慢王のとは違い、アニメやゲームの武器がある為かなりの数がある。
更に魔力を込めている為、その破壊力は奴のより遥かに高い!
「どうだ?自分のと同じ宝具にやられるのは?一応お前が簡単に死なないように手加減してやっているが…少しでも力を込めればあっさり死んでいるぞ」
「雑種ぅぅぅ!我を侮辱するかぁぁぁ!許さん…絶対に許さんぞぉぉぉぉ!!貴様には勿体ないが…コイツの真の力を出して殺ぉぉす!!」
さすがは英雄王…アレだくズタボロにしたのにまだ戦う気迫があるな。そこは褒めてやろう。だが…貴様がやってきた行いは最低だ!
奴は受肉をし続ける為にあの大災害で生き残り、孤児院に預けられた子供達を食らってやがった!あの糞神父と一緒にな!
そんな下衆にふさわしい死をくれてやる!そう…貴様の宝具でな。乖離剣エアを取り出す。
「雑種!!我がエアもか!!ふざけるな!!」
「ふん…貴様みたいな受肉する為にあの大災害の子供達を食らって生きた下衆にキレられる筋合いは無い」
「!!そうか…知っていたか。それがどうした!我の為に食われたのだ。むしろ光栄な事だろう!」
「お前…一応神の血を持っているだろう?お前を産んだ親はさぞかし今の貴様を見てガッカリするだろうな。神の血を引く子がそこらへんにいる屑になるなんてな」
「貴様ぁぁぁ!我をこれ以上侮辱するなぁぁぁ!!」
確かに…これ以上貴様と話をする気は無い。そろそろ終わりにするか!真名を解放する。これで終わりだ!
「「天地乖離す・開闢の星(エヌマ・エリシュ)!!!」」
同じ宝具がぶつかる。だが…俺のほうが押し始める!
「何ぃぃぃ!我のほうが押されているだと!!?」
そのまま押し込み…奴を飲み込んだ。
「そ、そん…な…我が…ぐああああ!!」
飲み込まれ、ギルガメッシュは消滅した。
「貴様の敗因は自分が最強だと思っていた。確かにお前はこの世界では最強だ。だが…お前より強い奴なんてあらゆる世界にはたくさんいる。それを知ろうとせず、ただただそのまま満足していた。それが貴様を消滅させた。ってもう消滅してたな。無駄なセリフを言ってしまったな」
これでギルガメッシュは終わったな。あとは糞神父だけだな。士郎…さっさと片付けろよ!
士郎SIDE
「ばかな…ギルガメッシュが殺られるとは」
「リョウは俺達の中…いや、この世界で最強だ。たとえ英雄王でもリョウには勝てない」
「クッ!」
俺とクソ神父は未だに決着がついてない。奴は黒鍵という武器を使い、俺はマテリアルブレードを使う。勝負は俺が有利!
確かに奴は強い!だが…今まで戦ってきた奴等に比べれば大した事は無い!このまま押し込むぜ!
「衞宮士郎!何故だ…何故貴様は生きる」
何?
「さっきギルガメッシュとリョウの会話を聞いたであろう。お前は同じあの被害にあった子供達の末路を…」
「…それがどうした?」
「わからんのか。貴様は生かされたのだ。切嗣のおかげでな。だが…お前以外は会話の通りだ。わかるか?貴様は人の犠牲によって生きれたのだ」
……確かにそうだ。俺は生きた。じいさんやリョウのおかげで同じ境遇の子供達と同じ運命に合わずにすんだ。だが…俺は生きれてもそれ以外の子供達は…
「確かにそうだ。俺はじいさんによって生きれた。その子供達を犠牲にして」
「ふふふ…衞宮士郎。心配いらない。聖杯に願えば死んだ人間も生きかえ…」
「だが…それは違う!確かに願いを叶えたい。だが…それは簡単に叶えてはいけない!それは死者に対する冒涜だ!俺はその子供達の分まで生きる!それだけだ!」
俺は背負わなくちゃならない!その為にも…お前を倒す!
「うらあ!!」
「ぬぐぅ!」
奴の武器を折った!奴は隙を作った。今だ!
「でやああ!」
「があああ!」
連続斬りをする。奴は傷をたくさんつけるが、何故かすぐに治療回復する。チィ!聖杯の力か!ならば!俺はランサーの槍、ゲイボルグを投影する。
これで決める!俺は跳躍する。
「これでトドメだ!突き穿つ…死翔の槍(ゲイ…ボルグ)!!」
「ぬぉあああ!」
ゲイボルグのもう一つの真名を解放する!奴はゲイボルグの攻撃を食らい…完全に死んだ!ふぅ…あとはこの大聖杯だけだな。
リョウ…任せたぜ!
リョウSIDE
やっとか…意外とてこずったな士郎。さて…と、いよいよだな。
「そんじゃあセイバー。コイツ(大聖杯)の破壊よろしくな」
「はい!」