リリカルCAPCOMStrikerS

□第三章 出会いその参 〜紅と青と白と桜と赤〜
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ヴィータはかなりテンパッている。幸村とネロの2人のデタラメな戦いに、非常識な強さに混乱していた。だからこそ警戒し、恐怖をいだいた。

「あん?うるせえよクソガキ!戦る気か?もしそうなら受けてたつぜ!」

「上等!かかってきやがれ!…痛っ!」

ネロとヴィータは互いに戦闘体勢をとるが、なのはがヴィータの頭に拳骨を食らわす。

「ネロ、やめなさい!」

「キ、キリエ。だが!」

「ネロ…」

「わ、悪い」

ネロはネロでキリエに怒られていた。

「ヴィータちゃん。何しようとしていたのかな?かな?」

「な、なのは。あの、これは、その…」

「ヴィータちゃん。少しO★HA★NA★SHIしようか?」

「すみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」(ガクガクガタガタブルブル)

ヴィータはなのはに怒られなのはは魔王モードになった。ヴィータは恐怖し震える。なのはの魔王モードにヴィータだけじゃなく、幸村達も恐怖した。

「な、なんだ。あの女子は…なんて覇気だ!ま、魔王織田信長と同格か、いやそれ以上!?」

「な、何なんだこの女は!な、何つう威圧とオーラだ!こ、こんなの今まで感じた事ねえ!あ、悪魔共なんか比べ物にならねえくらいだ!こ、怖ええ!!」

「ネ、ネロ…あの娘こ、怖い」(ブルブル)

さすがは魔王である!これほどとは!さすがは管理局の白い魔王「ギロッ!」…ヒッ!す、すいません(ガクガクブルブル)

「全く。あの、すみません。無礼をお詫びします」

「い、いやいい」

「だ、大丈夫でござる!」

(ガクガク)

まだ3人とヴィータは震えている。とりあえず、現状を知るため互いに説明する。数分後、説明終了。

「なるほど。しかし別の世界か。まあ、合っても不思議じゃないな」

「そうね。でも、ちょっと不思議ね。魔法が主流の世界なんて」

「某はよくわからんが、とにかくわかった事は、迷子だという事だけでござる!」

ネロとキリエはとりあえず理解できた。キリエはともかく、ネロは意外と頭が良いのである。逆に幸村は頭が悪い為、ちんぷんかんぷんである。

「とりあえず、私達とご同行していただけないでしょうか?」

3人は悩む。ネロとキリエは現状を考えそれしかないと結論した。幸村はなのはとヴィータが嘘をついてないと直感し理解し、もしかしたら政宗とも会えるのでは思っている。
ならば、同行してもよいと結論する。

「わかった。俺とキリエは異存ない」

「某も構わんでござる。よろしく頼むでござる!」

「こちらこそ!あ、自己紹介がまだでしたね。私は時空管理局機動六課スターズ分隊隊長でスターズ1の高町なのはです!」

「…あたしはヴィータだ。馴々しくするなよ!」

「俺はネロだ」

「私はキリエですよ。よろしくお願いします。」

「某は武田軍現大将の真田幸村てござる!よろしくお頼み申す!」

互いに自己紹介する。もちろん幸村の名を聞いた時、なのはが叫んだ事は言うまでも無い。なのはが叫び落ち着いた後、5人は建物から移動した。
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