リリカルCAPCOMStrikerS
□第五章 出会いその五 〜集結〜
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元親とゼロが戦っている建物が崩れる数分前、機動六課は保護した者達を連れて道路で合流する。合流した瞬間、次元漂流者達は驚いた。
家康「伊達殿?それに真田幸村?」
政宗「徳川?真田、やっぱりいたか」
幸村「政宗殿!それに…徳川殿?」
ダンテ「坊や、いや…ネロ。なをでお前が?それに彼女は確かお前の…」
ネロ「ダンテ!?なんでてめえがここに?」
キリエ「えと、ダンテさん?」
スバル「えと、徳川さん。知り合いですか?」
フェイト「伊達さんにダンテさん、知っている人達ですか?」
なのは「真田さんにネロさんにキリエさん、知っているんですか?」
なのは達も、彼等が知り合いだと初めて知る。誰もが混乱し困惑する。誰かが説明してもらおうと言おうと…その時!
ダンテ ネロ「「!!」」
家康 政宗 幸村「「「!?」」」
突然、家康と政宗と幸村とダンテとネロは辺りを見渡し武器を手にかける。
スバル「ど、どうしたんですか?徳川さん」
ティアナ「何?どうしたの?」
エリオ「どうしたんだろう?」
キャロ「さあ?」
フェイト「どうしたんですか?伊達さん」
シグナム「どうした?ダンテ」
なのは「どうしたの真田さん」
ヴィータ「おい!なんだ!」
キリエ「ネロ。どうしたの?」
他の人達が5人の突然の行動に疑問を持つ。
家康「…何かいる」
スバル「な、何かってなんなんですか?」
家康「わからん。だが…」
政宗「何なんだ?この感覚は?」
幸村「皆の者!武器を構え、警戒するでござる!」
なのは「え?」
家康と政宗と幸村は何なのか分からないが、他の者にも警戒するように指示する。
ネロ「おいダンテ!この感じは」
ダンテ「わかってるぜ。全く…なんでここにいるんだが」
そう言い、ダンテは数歩歩く。歩き、止まるとダンテがいる地面が黒くなる。
シグナム「ダンテ、どうした?」
シグナムが何か聞こうとする。その時!地面の黒い部分から何かが現れ…
“グォォオオ!!”
何かの手?(刃)がダンテの胸を貫いた。それを合図に地面から、空から何かが数体現れた。それは見た目は死神そのものである。
死神が持つ鎌がダンテの体を刺す。それも一つじゃなくて複数である。腕や背中、足に死神の鎌が容赦なく刺さる。
グサッザクッブシュッと音が聞こえ、血飛沫が舞う。
ダンテ「!!!」
なのは フェイト スバル ティアナ「「「「きゃあぁぁあああ!!!!」」」」
ヴィータ エリオ「「うわぁああああ!!!!」」
家康 政宗 幸村 シグナム キリエ「「「「「!!!?!?!」」」」」
キャロ「きゅう〜…」
エリオ「あキャ、キャロ!」
その惨状になのはとフェイトとスバルとティアナとエリオとヴィータは悲鳴をあげる。家康と政宗と幸村とシグナムとキリエはいきなりの惨状に驚愕する。
キャロはそれを見て気絶した。エリオは気付き、キャロを抱き起こす。最初にダンテを刺した何かが顔(?)を上げる。
その瞬間。
“!!”
バンッと音とともに何かが破裂し血飛沫が飛ぶ。ダンテは何事も無かったのように、左手に銃を持っていた。
そのままダンテは銃をクルクル回し、体をクルッと一回転する。一回転回ると死神は遠心力で吹き飛び、そのままダンテは手に持つ銃で撃たれ砂になり消えた。
ダンテ「あ〜、痛えな。人の体にグサグサ刺しやがって」
ダンテは愚痴を言いながら刺さった鎌や、胸の手?(刃)を抜いていく。そのたんびに血がブシュブシュと飛沫を噴き出す。
その光景を見、なのは達女性陣は顔を真っ青になる。男性陣はダンテが死ななかった事に驚愕する。ただ1人、驚愕も困惑も抱かなかった人物がいる。
その人物は…
ネロ「おいダンテ!何ワザと食らってやがる!ふざけるな!」
ダンテ「いや〜、悪い悪い。ただ、これやっとかないといけないかなと思ってな」
ネロ「ふざけるこのオッサン!ぶっ殺すぞ!」
ダンテ「ははは!それにしても」
ネロ「わかってる!囲まれてる」
その言葉を合図に彼等の周りにかなりの数の何かが現れた。それは…さっきの死神のような存在やグロテスクな風貌な存在がいた。
ダンテとネロ以外は驚愕し、急いで武器を手に持ち構える。
ヴィータ「おい!何なんだこいつらは!?」
なのは「アンノウン?」
ダンテ「こいつらは悪魔だ」
なのは フェイト ヴィータ シグナム スバル ティアナ エリオ キャロ『『『『『悪魔!?』』』』