リリカルCAPCOMStrikerS
□第六章 機動六課 〜事情説明と勧誘〜
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機動六課専用ヘリ、そこに家康達武将とダンテとネロとキリエとゼロとシエルとシャリテがスバル達フォワード陣と一緒に乗っていた。
なのは達空を飛べる人達はヘリの横を飛んでいる。ヘリの中はとても静か…な訳は無かった。
幸村「うおおぉぉ!!カラクリが空を飛んでるでござるぅぅぅ!!!」
元親「確かに、俺の持ってるカラクリでもこんなのはねえぜ!!」
家康「のぉスバル殿。このカラクリはいったい何なのだ?」
スバル「えっと、これはカラクリでは無くヘリコプターという乗り物です」
政宗「ヘリコプター?変わったカラクリ名だな」
ダンテ「政宗の世界にはねえのか?」
キリエ「私達でもこんな大きなヘリには乗った事無いわね。ネロ」
ネロ「ああ、確かにな」
シャリテ「シエルお姉ちゃん!凄い凄い!こんなに大人数なのに入っちゃうなんて!」
シエル「そうね」
ゼロ「…」
主に、武将達が初めてのヘリに興奮していた。ダンテ達はこれほど大きなヘリは見た事が無い為、驚いている。
…数十分後、機動六課本部隊舎に到着した。
幸村「おお!!立派な城でござる!」
元親「南蛮人の建物に近いな」
エリオ「あの真田さん。アレは城じゃなく隊舎って建物なんですが」
幸村は隊舎を城と言い、元親は南蛮の建物に似てると言った。エリオが幸村に訂正を言う。ヘリがヘリポートに着陸し、ヘリから降りる。
家康「ほお〜、まじかで見ると本当に大きい城だな」
スバル「あの徳川さん。さっきエリオ君が言ったように城ではないですよ」
なのはとフェイトとシグナムとヴィータは降り立ったと同時にバリアジャケットを解除し、機動六課の制服に着替えた。
実は、スバル達もヘリから降りた時に解除し制服に着替えている。
ダンテ「おお〜、さっきも思ったが本当に魔法っぽいな。今までの戦いを見てたらあんまり魔法ぽくなかったからな」
ゼロ「確かに」
なのは「あ、あはは」
ダンテはそう言い、ゼロも同意した。なのはは苦笑いをした。
なのは「とりあえず私達機動六課の隊長、つまり一番偉い人に会ってもらいます」
政宗「OK!ならさっさと会いに行くぜ!」
フェイト「わかりました。こちらです」
なのはとフェイトを先頭に皆ついて行く。その時、ティアナが気付いた。
ティアナ「アレ?こっちって確か食堂でしたよね。どうしてですか?」
なのは「実ははやてちゃんに念話でね、大人数だからって話たら広い食堂で話を聞く事になったの」
ティアナ「そうですか」
数分後、食堂に到着。奥の一つのテーブルに1人の女性がイスに座っていた。
女性の姿はショートヘヤーで成人女性にしては小柄。彼女の名は【八神はやて】!この機動六課の隊長であり、おっぱい魔人にして狸である。
はやて「誰が狸やねん!」
もう一度言おう。た・ぬ・きである。
はやて「むが〜〜!!」
リイン「は、はやてちゃん!どうしちゃったのですか!?お、落ち着くのです!」
はやてのそばに小さな小人のような人物が、ふわふわと飛んで現れた。その小人は、銀髪のロングでまだ幼い顔で言動も少し幼い。この小人の名は【リインフォースU(ツヴァイ)】!ユニゾンデバイスと呼ばれる存在でありはやてやヴォルケンリッター、主にシグナムとヴィータをサポートする小人である。
リイン「さっきから小人小人と五月蠅いのです!リインは小人ではありません!)
いや、小人でしょう。それとも一寸法師か?いや妖精か?
リイン「一寸法師でも妖精でもないです!まあ、妖精は嬉しいですけど」
はやて「リインこそ、誰に話しかけとるん?」
リイン「あ、はやてちゃんに。何でもないです」
なのは達が家康達を連れてはやてのそばまで近寄る。
なのは「八神部隊長!次元漂流者数名をお連れしました」
フェイト「それとスターズ分隊、ライトニング分隊全員を連れてきました」
はやて「うん。ご苦労様」
なのはとフェイトが敬礼と報告する。はやても敬礼し、労いの言葉をかける。家康ら4人の武将はそんな3人の行動にほぉっと感慨ふける。
なのは「それにしても、次元漂流者の皆さんは分かるけどなんでスバル達も?」
はやて「うん。どうせなら、知っといたほうがええやろ」
ティアナ「なるほど、わかりました」
はやて「それと、敬語はもうええで皆も普通に喋ってや」
スバル「わ、わかりました」
ダンテ「どうやら、話がわかる人物らしいな」