リリカルCAPCOMStrikerS
□第六章 機動六課 〜事情説明と勧誘〜
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ゼロとシエル除く『『『『えぇぇえええ〜〜〜!!!』』』』
また全員、驚愕し驚いた。
ヴィータ「ちょ、ちょっと待てよ!つう事はそいつ、百歳って事か」
シエル「えと、まあそうなりますね」
ヴィータ「は〜、とても百年前のロボットには見えねえな」
ゼロ「…」
シエル「でも、ゼロは百年前に封印されたの」
シグナム「なんでなんだ?なんで封印したんだ?」
シエル「それは私にも、ゼロにもわからないの」
はやて「なんで?どうして本人もわからないん?」
それは、ゼロは記憶を失ってしまったからだ。しかも、おぼろげにしか思い出せないのだ。重要な事も忘れてしまったのだ。
シグナム「なら、なんで封印から蘇ったんだ?」
シエル「それは…」
シエルは話していいのか迷う。それは、かつてのシエルとゼロの世界はとんでもない事ななっていたからだ。
しかも、それがシエルの責任でそうなってさまったのだ。あまり話したくない。その結果…
シエル「ごめんなさい。今は話せません」
はやて「…そうなん」
シエル「ごめんなさい。でも、いつかお話します」
はやて「わかったで。必ずやで、他のみんなも」
はやてはシエルとゼロだけでなく、家康達武将やダンテとネロにもそう言った。他の者も頷くか答える。
はやて「あんがとな。なんか聞きたい事ないか?」
元親「おう!俺はあるぜ!」
はやて「なんや?長曾我部さん」
元親「長曾我部じゃなく元親でいいぜ!」
はやて「ほんま?じゃあ………モッチーで」
元親「も、もっちー!?」
はやて「そや、もとちをとってモッチーや。あかん?」
元親「…だっはっははは!いんや、いきなりの事で驚いただけだ。いいぜび好きに呼びな!俺もはやてと呼ばせてもらうぜ!」
ヴィータ「てめえ!なにはやてを呼び捨てにしてやがる!」
ヴィータは元親につっ掛かる。はやては、ポカンとした顔で元親を見る。そして…
はやて「あっははは!」
ヴィータ「はやて?」
なのは フェイト「「はやてちゃん?」」
シグナム「主?」
はやて「ヴィータ。いいんや別に、私は構わへんで。好きに呼んでや」
元親「おう。んじゃ改めて聞くぜ」
元親が聞きたい事とは、何故家康と元親の歴史に違いがあるのかである。元親は家康と一緒に自分達を貶めようとした毛利を倒したと言っているの。
なのに、家康はそんな事をしてなく、今まで石田と戦っていた最中だったらしい。
なのは「どういう事なんだろう?」
フェイト「う〜ん。はやてちゃんわかる?」
なのははどうしてなのかわからなく、フェイトも考えるがはやてにどうしてなのな聞く。
はやて「…これはおそらくやけど、多分」
全員『『『『多分?』』』』
はやて「パラレルワールドや」
全員『『『『パラレルワールド??』』』』
パラレルワールド…それは、同じ世界でも歴史が異なる事をそう言う。例えば、元親と家康が協力し毛利を倒す世界があれば、元親はそのまま騙され家康と戦っていた世界がある。
元親「なるほどな。だから家康は知らなかったのか」
家康「それにしても、そんな世界があるとはな」
政宗「ああ。同じWorldでも歴史が違うんだな」
幸村「うむ!その世界の某はどうなっておるのか気になるでござるな!」
4人は…あや、皆は各々の感想を言う。
はやて「これで納得した?」
元親「ああ、サンキューな!」
はやて「他に質問ないか?」
はやては皆の顔を見る。皆、何も言い事はないそうだ。
はやて「無いな。なら、これから貴方がたのこれからの事を話すな」
フェイト「どうするの?はやて」
はやて「うん。私が考えた方法はこれしかない」
はやて以外が息を飲む。はやてが考えた方法、それは彼等にとって最も最善な方法だからだ。
はやて「…単刀直入に言う。私等、機動六課の民間協力者になってほしい」
六課メンバー『『『なっ!!??』』』
それは、あまりにもぶっ飛んだ方法であった。さすがになのはとフェイトが聞く。
なのは「ど、どうしてなの?はやてちゃん!」
フェイト「そうだよ!ここは他の管理局に頼んだほうがいいよ!」
はやて「確かに普通ならそれがベストや。せやけどこの人達は普通やない。魔力も無しにガジェットを粉砕したり機械の体であったり悪魔と人間のハーフやったりや。こんな人達に管理局や地上本部に引き渡してみい。元の世界に帰さへんで。それどころか逆にモルモットにされてまう可能性のほうが高い」