創造神の誕生(後) ―StS〜ネギま―
□ネギま編 第65話 京都大決戦!
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アルナSIDE
私達はリョウさんに報告をします。まだご飯は先ですからね。
「そうか…そいつは怪しいな。とにかく報告サンキュー。学園長にも報告しとく」
「わかりました」
私達の報告が終わった頃に食事の用意が出来たのでみんなで広間に向かう。そこには豪華な日本食が。私達は食事をいただきます。
ハルナさんと朝倉さんが五月蠅かったですね。リョウさんの一睨みで少し静かになりました。その後みんなでお風呂に入りました。その時にリョウさん達男3人いたのは想定外でしたけど。
できればリョウさんとは一緒に入りたかったです。その夜、私達が寝静まった時、なにやら音が聞こえてきたので目を覚まします。襖を開けたら…そこにはこの家の人達が石にされていた。
しまった!油断しました!ここが安全だと思い慢心していた!私は急いで他の皆さんと合流します!いたのはネギとアスナさんと刹那さんです!
「アルナ!」
「他の皆さんは!?」
「みんな石にされてたわ!詠春も!木乃香は…さらわれたわ!」
「そんな…リョウさんとエヴァさんは!?」
「それが…どこにもいないんだ!」
「大丈夫だと思います。あのお2人は強いですから。それよりもお嬢様を!」
そうだね。リョウさんとエヴァさんはきっと無事。今は木乃香さんを救出しに行かないと。まだ遠くにはいってないはず。私達は木乃香さんを誘拐した者達のあとを追います。
やっぱりそんなに遠くに行ってなかった。屋敷から少し離れた所にいました。
「お嬢様!」
「なんや!もう追いついてきおったか!まあええ!ウチには木乃香お嬢様がおりますゆえ」
この女は…初日に誘拐してた女。この女が首謀者だったのか。
「キサマ…お嬢様をどうするつもりや!」
「ふふふ…これからすることで今にわかるで。お嬢様、失礼を」
木乃香さんの額に札を翳して唱え始めた。すると、私達の周りに埋め尽くすほどの数の妖怪が現れた。こ、これは…木乃香さんの魔力を使って召喚したんだ。
これほどの数、もしこれがもっとデカい妖怪だったら…ま、まさかあの女の目的は!
「ようやく気付きましたか。そうや!お嬢様の魔力を使って鬼神を復活させるんや!」
鬼神!?それがどれほどのものかしらないけどさせない!
「アンタら!足止め頼むで!ほな!失礼するで!」
くっ…!かなりの数が迫ってきた。私達は応戦する。アスナさんは仮契約カードの大剣を使って返していく。アスナさんの力で一撃で倒していく。私達は倒せるけど時間が掛かる。
このままでは…木乃香さんが!
「ネギ先生!アナタが行ってお嬢様をお願いします!この場で飛べるのはアナタとアルナさんだけです!」
「なに言ってるの!みんな飛べるわよ!そこは刹那!アナタでしょ!」
「確かに…私が行くべきです。ですが…」
すると眼鏡を掛けた少女が、あの少女は最初の時にいた神鳴流剣士!
「どうやら…ご氏名のようなんです。すみません…お嬢様を!」
「…わかりました!必ず、木乃香さんを!」
ネギは飛んでこの囲みから脱出した。さて…ここからは私達3人だけ。キツいけど…頑張ります!