創造神の誕生(後) ―StS〜ネギま―
□ネギま編 第70話 麻帆良祭開幕
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3人称SIDE
ネギは小太郎とともに麻帆良祭を見て回り堪能していく。屋台からアトラクション。ありとあらゆるものがある。
おかげでいろいろと楽しめていた。2人はクラスの出し物を見に行く。
「いらっしゃ〜い!ネギ先生!」
「うわあ…本格的なお化け屋敷ですね」
「うわ…すっごい迫力あるなぁ」
ネギのクラスの出し物はお化け屋敷になった。これでもかなり妥協したほうである。このクラスはイロモノクラスの頂点である。
普通なら却下するものを沢山言ってきた。さすがにリョウも頭を抱えたので新田先生とともに生徒達に叱った。
その結果がこのお化け屋敷である。成果は上々でネギと小太郎ですら半泣きするほどであった。そして2人は雪広の誘いで馬上部に参加する。
2人は苦戦してたが、ネギは元々そういう才能があったのか軽々と乗りこなしていった。対して小太郎はなんとかである。
雪広はネギと一緒に馬に乗り喜びにうち振るえて鼻血を出しかけていた。次はクーフェイの中国拳法部に参加。
ネギは元々拳法を学んでいたのでクーフェイとともに教える側になっていた。
「ハッ!ヤッ!タアッ!」
「ネギ先生はやっぱりすごいネ。それもリョウ先生に教えてもらたカ?」
「ええ。武術は覚えたほうがいいと言われまして」
「なるほど…ところで、ネギ先生は武闘大会に参加するカ?」
「ええ。小太郎君と一緒に」
「そうカ。なら楽しみネ!」
「僕達もです」
その次は警備をする。もっとも監視程度なので数時間するだけ。告白しそうになったら気付かれないようにして阻止する。
最後に2人は武闘会場となる龍宮神社に向かう。
「なぁ…どんな相手がおるんやろうな?」
「それよりもどれだけ集まるかだよ」
到着して、2人は度肝を抜かれる。それは2人が想像して以上の選手達の数である。2人の予想ではせいぜい50人くらいだと思っていた。
しかし蓋を開ければ百を有に超える数である。
「こ、こんなに…」
「すげえ…これ全部選手かいな」
「ああ…その通りだ」
そこにタカミチとリョウが現れた。
「リョウさん、それにタカミチ」
「よっ!さすがにこんなにとはな。賞金目当てとはいえな」
「賞金?」
「あ?知らないのか。ほれ」
リョウはチラシを見せるとそこには賞金金額が書かれていた。それは普通ではありえない額。
「アイヤー…これはすごいネ」
「ニンニン…むしろ面白くなってきたでござる」
「賞金はなかなか魅力的だね」
そこに現れたのは刹那を除く四天王である。
「あ…龍宮さんと長瀬さんも参加するのですか?」
「あいあいでこざる」
「こうなってはなおさら本気でやらないとな」
2人は緊張する。なにしろ相手は全て超実力者。特にリョウは群を抜いて桁違い。優勝は困難になってしまった。
「え〜皆様!私はアナウンサーとセコンドをやらせていただきます朝倉です!今回の大会のスポンサーの超鈴音さんからスピーチです!」